働きたい高齢者、雇用されるか、起業するしかない

仕事が無いから日中の時間を無駄にしてしまうという定年退職後のシニアは精神的に不安定になる。仕事を探しても年齢の条件でほとんどが再就職がだめ。そんな現実に途方に暮れる。自分のリソース、売りが生きる仕事が見つかるようにするにはどうしたら良いか。そんな事を考えるのだが、都合よくは世の中は動かない。

今、65歳ならばあと5年は健康に気遣いながら働く必要はない。体力的にまだ十分働ける。65歳から70歳の間に自分でお金を稼ぐ経験とスキルを身に付ける必要がある。この5年間を無駄にすると70歳以降は、つまらない誰にでも出来る嫌な仕事しか見つからなくなる。面白い、楽しめる仕事をしたいならば、自分でビジネスを始める事である。

再就職先は直ぐには見つからないから、まずは目的をもってアルバイト先を探すことである!どうすれば良いのか?

高齢者を積極的に雇用する職種はあるのか?起業するには?

少子高齢化による労働力不足の解消として高齢者と女性(主婦)が注目されている。だが、一般の労働者と同じような職種ではない。どうしてもシニアや主婦を雇用する職種が偏る。

高齢者が採用されやすい職種

  • コンビニ・スーパーなどの販売・接客
  • 警備員
  • 交通誘導員
  • 清掃
  • 介護
  • タクシードライバー

女性が雇用されやすい職種

  • 結婚カウンセラー
  • マンションの管理、マンションコンシェルジュ
  • 体験農園の、菜園アドバイザー
  • 管理物件の清掃業務
  • ビジネスホテルの清掃
  • コールスタッフ
  • 着物の販売スタッフ
  • 結婚式の衣装の準備やメンテナンス業務
  • ベビーシッター
  • 家事代行
  • ポスティングや軽作業

高齢者人材のあっせん場所

  1. シルバー人材センター
    センターの仕事は草むしりや清掃など短時間のものが中心で、報酬の月平均は4万円弱。生きがい重視で、年金収入を補完する位置づけだが、より本格的に稼ぎたい人には物足りない面がある。
  2. ハローワーク
  3. 民間人材あっせん会社
     しゅふJOB https://part.shufu-job.jp/
     インディード https://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA?q=65%E6%AD%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A&sc=0kf%3Ajt%28parttime%29%3B&vjk=033881d01d4da1af
  4. Google 検索 65歳以上のシニアの仕事紹介 で検索をする

高齢者が就職する際の注意点は、週2~3日、1日3~4時間などライフワークにあった勤務形態や高齢者が採用されやすい職種を選ぶことである。

自分でビジネスを始める時に一番重要なスキルがある

このスキルをアルバイト先で習得できれば、アルバイトでの労働が次に役立つ事になる。目的があるアルバイト先を探すときに時間給だけで決めてはいけない。アルバイト先でこのスキルが学べるという事で決めることである。

起業で最も求められるスキルとは「営業力!」

お客を探すことに苦労しない人ならばどんなビジネスを始めても成功する。成功しなくても最低限好きが事で生活費ぐらいは稼げるようになる。ほとんどの起業家が失敗する最大の原因が最初の1年間にお客を見つける事が出来なかったことである。

自分が考えているビジネスがイメージできているならば、そのビジネスのお客を見つける営業スキルを学べるアルバイト先を探すことである。一度、そのスキルを身に付ける事が出来れば凄いパワーをもらえる。自分に合った営業方法を作りだせればそれが一番。営業マンとして働き始めて分かることは営業はテクニックではなく人柄と誠実な姿勢だという事。

アルバイト先で自分の人柄と誠実さを鍛える

営業テクニックや戦術は営業活動をやっているうち自然と学び始める。ポイントはそのスキルを活かすには人柄と誠実な姿勢が要求されるという事。押し売りは誰もが嫌がる。押し売りをしなくてもお客がやってくるようにする方法を学ぶ必要がある。営業活動で会う人たちに自分の人柄と誠実な姿勢が受け入れられるようにするにはどうしたら良いかを考える。

アルバイト先はその鍛錬の場所となる。それもアルバイト代を頂きながらできる。アルバイト先は色々とニーズに合わせて取り換える。色々な営業活動を経験したほうが良いからだ。アルバイト先で学んだ営業方法を身に付けたら、次のアルバイト先を探して新しい営業方法を身に付ける。これをいくつか繰り返して接点を持ったお客があなたの営業姿勢に共感を持てたかどうかで自分を評価する。

自分がやりたいビジネスのお客イメージが見えてくれば、アルバイトをしながらターゲット客層を攻略する下準備をする。アルバイトから起業を始める時点ですでにお客が自分についている状態にする。そうすれば、初年度から売り上げが立てられる。多くの起業家はこのような準備をしないのでお客ゼロで始める。だから初年度は赤字で終わる。

営業力を身に付けながら自分のお客を探す。アルバイトを無駄にしない働き方でシニア起業を成功させる。

結論

  • 雇用を望むならば高齢者が採用されやすい職種で仕事を探す
  • 目的があるアルバイト先を探すのが定年退職者の第一歩である
  • 自分でビジネスを始める準備と経験をアルバイト先で得る
  • 起業で重要な事は営業力である

 



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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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