ThinkPad Edge 13は、Windows 7で動いているがマイクロソフトからのアップデートがこれからなくなるのでセキュリティ面で危なくなる。そのための対策としてオープンソースのUbuntu OSを導入した。とりあえず、Dual OSの設定でUbuntuを取り入れてタイミングを見てすべてUbuntuに入れ替えようと考えている。
シニアになると古いパソコンを有効活用しようと知恵を絞る。UbuntuはLinux OSであるので古いパソコンに出来るものと出来ないものがある。ThinkPad Edge 13は、幸運にもUbuntuをインストールする事が出来た。
Ubuntu ver.15 64bit版は思った以上に快適に動く!
ThinkPad Edge 13は、2008年頃に販売されたノートパソコンであるため、Lenovoからのサポートはなくなっている。バッテリーが半分死にかけているのだが、新しいバッテリーが買えない。すでに、バッテリーの供給販売をやめている。こんな状況にある古いノートパソコンを生き返させる道は、ACアダプターを使ってデスクトップパソコンの代わりとして使うしかない。
Ubuntu OSは、Windows 7の起動よりも立ち上がりが早い。使う目的は、今のところウエブとメールしかない。軽い作業であるのでHDDもCPUもあまり使わない。
Ubuntuをインストールしたら、FirefoxとLibreOfficeが一緒にインストールされていた。すぐに使える必要不可欠のアプリがあるのでちょっとした作業にも使えそうだ。
1つ気になるのは、バッテリーの消耗がWindows 7の時と比べて早い。バックグランドで何かが稼働しているのだろう、多分。全体的にキビキビと動いている。
外付けのHDDも繋げられる。Ubuntuのソフトウエアセンターから必要なアプリを直接ダウンロードできる。追加ダウンロードしたアプリソフトは、こんなものだ。
1.Filezilla
2.Chromeブラウザー
3.テキストエディターLYX
4.DropBox
5.Shutterスクリーンキャプチャー
6.Gpartedパーティション編集ツール
Windows 7とUbuntu OSの環境を持つマシンにしたのでUbuntuから直接Windows 7のデータにアクセつできる。必要なイメージデータやドキュメントをUbuntu側にコピーして使うことが簡単にできる。WindowsからUbuntuのデータを持ってくることはできないが。
Ubuntu OSは、Linuxを一般の人でも簡単に使えるようにしたユーザーインターフェイスを提供する。Windowsに代わるOSである。今までの感じでは、Ubunntuだけでも十分インターネット生活ができるのではと思い始めた。パソコンやインターネットに不慣れな人向けではないが、ある程度自分でパソコンを乗りこなせる人ならば、古くなったパソコンを捨てるのではなくUbuntu OSを入れて有効活用したほうが良いと思う。
Ubuntu OSが立ち上がった初期画面
Ubuntu OSは日本語化されているので日本語対応で困ることはない。Ubuntu OSのダウンロードと詳細などはこちらでどうぞ。
ThinkPad Edge 13のUbuntu OSマシンを使いながらUbuntuについて学ぼうと思う。
ああ、そうだ。Ubuntuから無線LAN経由でキャノンインクジェットプリンターMG6130に繋げようとしたらやり方が分からなかった。参考にしたサイトを見つけて難なくこの問題を解決した。
シニアには時間がある。古いマシンを再利用する方法を考えつくと嬉しくなる。使えるものは使う。シニアの強みと生き甲斐は、今るものを生き返らせて有効利用する知恵を身につけることだ。物を大量消費して無駄遣いをする時代は終わった。あるものを最後まで使い切るという時代が到来している。