公園でも自宅でもこのクモが巣を作っている。オスのクモを食べるため「ジョロウグモ」と呼ばれる。肉食系のクモである。メスはオスよりもすごく大きい。クモの巣に大きなクモと小さなクモがいたら、それは親子ではなくオスとメスだそうだ。
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こんなクモがあっちこっちに巣を作って昆虫を捕獲している。夏には一匹も見かけなかった。クモの生態は良く分からない。近くまで行くと危険を察知してか逃げて行く。視覚から分かるのだろうな。何か大きな物体が近寄ってくるという事が。人間でも同じだろう。危険を察知して逃げる。
ジョロウグモのオスはメスが捕獲した餌を食べている時に交尾する!
通勤途中の道端でこのクモの巣を見つけた。あまりにも多くのクモの巣があったので目立つクモの巣にいたクモを写した。普通のクモよりも大きいクモであったので気になって写真を撮ったのだ。
ジョロウグモは、益虫だそうだ。他の害虫を捕獲して食べてくれる。自宅の物干し場にクモの巣を作っていたクモもジョロウグモであった。家内がびっくりして私を呼んだ。あのクモを捕まえて外に投げて!!と。益虫という認識が無かったのでモップでクモの巣を潰してジョロウグモを外に逃がした。逃げ足は速かった。
ジョロウグモは、オスとの交尾後に卵を産み冬にかけて死んで行く。思ったより寿命が短い。昆虫は概して寿命が短い。人間の寿命が100歳に向かって伸びているのと比較して昆虫の寿命は延びていないように見える。
寿命の長さと短さは、他の生物と比較して考えるのは間違いではないかと思う。自分が生きている世界は人間の世界だからだ。昆虫も人間も生まれて死ぬという点で同じだ。
もう直ぐ私の後を継ぐ孫が生まれそうだ。長男の嫁が陣痛を迎えている。無事に元気な赤ちゃんを産んでもらいたい。男には出来ない女性の大仕事がお産だ。お産をして子育てをして行くうちに妻は旦那以上に強くなって行く。子供が生まれると交尾をしたくても簡単に出来なくなる。ジョロウグモのように旦那は、妻のコントロール下に陥る。
孫が無事に生まれれば、私はおじいちゃんになる。妻はおばあちゃんだ。言葉が自分を違った世界に追いやる。まだまだ、30歳代の自分と思っているのにおじいちゃんだ。孫には、私のニックネームで呼ばせる事にする。おじいちゃんと言う言葉は、歳を匂わせる。
ジョロウグモのメスは、自分が生んだ卵がふ化する前に死んで行く。人間は、幸運にも自分の子供が子供を産むまで寿命がある。生まれてくる孫を見ながら、誰かの生まれ変わりを想像する。私は祖父の面影が強い。鼻から上が祖父の遺伝子が強い。鼻から下は父親の遺伝子だ。
ふとした気が付きでジョロウグモの写真を写したが、大発見はジョロウグモが益虫であるという事だった。
この記事「秋に繁殖する益虫のジョロウグモが至る所で巣を作っている」のポイントは、
- ジョロウグモの巣があっちこっちに見かける。自宅の物干し場にも巣があった。
- ジョロウグモは、秋から繁殖して冬に死んで行く。ジョロウグモのオスも食べてしまう。オスにとって交尾は命懸けだ。
- ジョロウグモは益虫である事。