70歳以上まで働きたい60歳代シニアならばここを探して見る

 

70歳以上まで働き続けたいシニアは、雇用年齢の限界を今から知るべきだ。老人を積極的に雇用する会社組織は、老人でないとできない仕事を運営している法人だ。そんな会社を見つければ、70歳以上まで働けるかもしれない。殆どの民間の会社は、誰もがやりたくない3kの仕事(きつい、汚い、危険)で人材を探している

先日の朝日新聞朝刊に入っていたチラシに面白い人材募集の広告があった。

トラックの助手席に座っているだけの仕事だ。運転手が荷物を配達している時、大きなガスボンベをお客さんの自宅まで運び込んで取り換える時などトラックの運転席に誰かが座っていれば駐車違反で罰金を受けないで済む。

確かに道路に自動車を駐車している時に誰かがいる、いないでは駐車違反の罰金になる、ならないの違いがある。流通関連の会社が社員1名をトラックの駐車時に駐車違反にならないように助手席に座らせて置くのは人材の無駄である。

助手席に座っているだけならば、70歳以上のシニアでも出来る仕事だ。何のスキルも経験もいらない。そんな面白い仕事の募集があった。探せば、単純な仕事が見つかる可能性はあるが前提条件は、ある程度の体力と健康だ。

もう一つの面白い仕事は、人間のレンタルサービスだ。

65歳、定年退職で再就職か、独立して起業するか、どちらを選ぶべきか!

定年退職を迎える知人がいる。60歳から65歳まで同じ会社で働き続けた方だ。会社員としてはラッキーな方である。誰もが皆同じ会社で65歳まで働けない。表向きは65歳まで働けると会社は言っているが働き甲斐がない部署になる。それが主婦の妻には理解できない。

どの社会にも表の顔と裏の顔がある。妻たちは会社の裏面がわからない。当たり前であるが、生活している環境が違うので仕方がない。とは言え、65歳で定年退職を迎えて第二の人生を始めるシニアにとって、不安はいっぱいだ。

risk and chance

もう、通い慣れた会社に戻ることはない。社員証も名刺もなくなり、自己損失のような気持ちになる。会社を卒業した元会社員は名刺が無くなった自分に不安を覚える。自分は一体どこの誰なんだと。

一人にされて再就職先を探すか、それとも独立してビジネスを始めるかの二者択一になる。65歳で年金生活に入るのは若すぎる。60歳代はまだ若い。やりたい事があるならば、健康で体力がある60歳代にやるべきだ。

朝の出勤時間:9時まで、10時までスタバのお客の動きからわかる

横浜駅前に近くにあるスタバに到着。時間は、午前8時40分。スタバの中は、出勤前の一時をコーヒーを飲みながらスマホを見たり、新聞を読んだり、打ち合わせをしたりしているビジネスマンが多い。9時10分前から徐々に会社に出勤するためにスタバを出始める人が増える。出勤時間が午前9時に設定されている会社員たちだ。

同じように9時40分ごろになると出勤時間午前10時に決められている会社員たちがスタバを出て行く。残っているお客を見渡すと大学生とシニアが多い。今の時期は、大学受験で大学がお休みになっているからだろう。シニアは、定年退職した人たちで自宅にいられない老人たちかもしれない。

午前10時過ぎから11時頃は比較的スタバは席が空いている。私のようにノマドワーカーらしき若者が数人いる。パソコンをのぞき込みながら何やら仕事をしている。

1日中、スタバにいると人の流れが分かる!

老後にお金を使うタイミングはいつなのか?

普通の体で普通の生活ができている年齢に稼いだお金、貯めたお金、年金を使うのが一番意味があり、価値がある。

多額のお金を使うタイミングを逸するとお金を使って余生を楽しむ事が出来なくなる。若者に、お金には賞味期限があると話しても理解できないと同じで老人もそのことをあまり考えていない。お金を貯めればそれで何とかなると思っている人が多い。お金は使わなければお金を持つ意味がない。

自宅で普通の生活ができている年齢のうちに余生を楽しむ事にお金を使ったほうが一番良い。お金は、使われるためにある。使わないお金(貯蓄されているお金)は、持っていても意味をなさない。

老後のためにお金を貯めている、稼いでいるというシニアは、お好みの老人ホームを探してどれぐらいの費用が必要なのかを調べるべきである。その費用を払える金融資産があれば、それを銀行口座に入れていったん凍結する。あとは、余ったお金で好きな事にお金を使い倒す。

これは極端な例であるが、お金を使っても楽しめない体や年齢(75歳以降の後期高齢者)になったら手元にあるお金は使うタイミングを失う。

65歳から仕事を探すよりも自分ができることを探す

誰もが言う言葉がある、「65歳が過ぎたら採用してくれる会社は見つからない!」である。このコメントは、定年退職をした知人が仕事を探している時に良く聞いた言葉だ。彼だけでなく他の知人も同じことを言っている。この言葉には現実の世界のシニア雇用の真実が見える。

65歳よりも60歳のシニアを雇う方がまだ良い選択であると会社側は考えている。シニア労働者は、これから増えて行く。競争はますます激しくなる。探している仕事がある会社に人脈があれば、その人脈でアプローチが出来る。人脈がある、ないでシニアの雇用は変わる

独立して働いている私から言えば、「なぜ、自分が出来る事で起業を考えないのだろうか!」という事だ。

65歳で幸運にも雇用されても70歳で雇止めだよ!もっと、先を読む必要がある!