お金で不安なシニアはまず何をすべきか?

お金がないのは年齢に関係なく誰もが不安になる。不安で眠れないシニアは、まず、不安を少しでも和らげる事をするしか無い。一攫千金のようなことは起きないからだ。

何をやるにも困ったときは先にお金が出ていく。これは確かである。そのためにも万が一の時に最低限の生活を1年ぐらい出来るだけのお金はいつも用意しておく必要がある。これは、シニアだけでなく若者にも言える。銀行口座に10万円あるのと、100万円あるのでは不安の程度が変わる。

万が一のために使うお金を用意していると日々の生活で追われることがなくなる。安心材料を自分で作ることが不安を和らげることになる。

暇で困っているシニアはどうすれば良いのか?

暇な時間を無駄にするのはもったいない。誰もがそう思っている。シニアは残り少ない人生という時間をもっと有意義に使うべきである。こんな生活をしてみてはどうだろうか。

  1. 5万円自由に使えるお金があったら、何に使うかを決める
  2. 5万円を稼げる年齢不問で働けるアルバイト先を見つける
  3. アルバイトで5万円を稼いだら辞めて、そのお金を使う

暇な時間を1から3までのことを行って有意義な時間の使い方をする。別に5万円である必要はない。自分で稼ぎたい金額を目標にすれば良い。1から3の繰り返すことで暇な時間が「アルバイトをする、お金を使う」のパターンで時間が有益に使えるようになる。

「健康維持」を中心にライフスタイルを作れないか?

健康でいられる時間が長ければ、お金を稼ぎながら生活を続けられる。お金を作り出す知恵と仕組みがシニアでも作れれば良いだけだ。健康を害したら、何もできない。高齢者にとって死ぬまでの間、健康と言う言葉から離れる事は無い。健康を意識し始めるのは、60歳過ぎに老化現象を味わってからだ。理由の分からない体の異変に気が付き始める。色々と調べるうちにこの体の異変は老化現象である事が分かる。

老人になると体にどんな事が起きるのか私たちは、事前に教わっていない。そのため、先が読めない!これからの人生は、自分の健康をどれだけ長く維持できるかの競争になる!

シニアは夢を見てその夢を実現させる時間があるのでは?

近くの図書館に出向いてアイザック・アシモフのSF小説を借りてきた。SF小説は私達の未来を描いている。新しい技術を開発しているエンジニアたちはSF小説で描かれた世界を現実のものにしようとする。私達の夢がSF小説の中で実現されている。スマートフォンのような通信端末は1994年頃に現実化しようと試みた会社があった。その発想はSF小説から出てきている。

今は夢なようなことだが、追い続けているといつしか現実のものとなることを私達はスマートフォンに見ている。65歳である私には、夢を見てその夢を実現させる時間がある。後10年、20年すれば今出来ないことが出来る製品が身の回りに出てくる。SF小説からヒントを得たエンジニアは今の世にない物を作り出そうとするからだ。

仕事から離れた暇なシニアは自分の夢を実現するために時間を使うべきであると思っている。夢を追い続けているシニアの目は輝いている。人それぞれ違った夢を持っている。人には実現できなかった夢を実現させたいという欲求が必ずある。

アイザック・アシモフのSF小説から未来の製品が生まれる

アイザック・アシモフのSF小説を読んでいるとアシモフが描いた夢の世界がいつか実現すると思えてくる。スマートフォン、AIスピーカー、ロボット掃除機、アイボロボット犬など今までなかった夢の製品が日常に出現してきている。夢は私達に生きがいを見出してくれる。

シニアにとって使わなくなる、要らなくなる物は何か?

老いてくると今まで使っていたものが要らなくなる現象に見舞われる。

人によって要らなくなるアイテムは違う。共通しているものはいくつかある。その代表的な共通アイテムは、生命保険!生命保険の大きな役割は、成長過程の子供や妻への金銭的な保険である。子供が大人になれば、生命保険による金銭的保険はいらない。妻には、保険に代わる金融資産や自宅を与えれば良いだけ。

年齢とともに使えるもの、使えないものが生まれる!65歳になって今持っているものを使い切ることに心がけている。会社員を辞めて自営業をしているとスーツとネクタイ、革靴のスタイルからカジュアルなジーンズスタイルに移る。このままの状態が続くとスーツとネクタイは年に1回着るか着ないかの運命になる。

今まで持っているものが年齢とともに使わなくなり、不要な物に変わって行く。