近くの図書館に出向いてアイザック・アシモフのSF小説を借りてきた。SF小説は私達の未来を描いている。新しい技術を開発しているエンジニアたちはSF小説で描かれた世界を現実のものにしようとする。私達の夢がSF小説の中で実現されている。スマートフォンのような通信端末は1994年頃に現実化しようと試みた会社があった。その発想はSF小説から出てきている。
今は夢なようなことだが、追い続けているといつしか現実のものとなることを私達はスマートフォンに見ている。65歳である私には、夢を見てその夢を実現させる時間がある。後10年、20年すれば今出来ないことが出来る製品が身の回りに出てくる。SF小説からヒントを得たエンジニアは今の世にない物を作り出そうとするからだ。
仕事から離れた暇なシニアは自分の夢を実現するために時間を使うべきであると思っている。夢を追い続けているシニアの目は輝いている。人それぞれ違った夢を持っている。人には実現できなかった夢を実現させたいという欲求が必ずある。
アイザック・アシモフのSF小説を読んでいるとアシモフが描いた夢の世界がいつか実現すると思えてくる。スマートフォン、AIスピーカー、ロボット掃除機、アイボロボット犬など今までなかった夢の製品が日常に出現してきている。夢は私達に生きがいを見出してくれる。
老後の生きがいは自分の夢を実現させることではないか!
65歳になった今、私の生きがいは何だろうかと考える。私には80歳になった時に実現させたい夢(目標)がある。他人から見えれば何とくだらない夢だろうかと思う。その夢を実現させるために80歳以上なんとか生き続けなければならない。そのためには健康寿命を伸ばす生活をする必要がある。
直近の夢(2021年の夢)
後2ヶ月ちょっとで2021年になってしまう。そうなる前までに2021年の夢に向かって準備をする。2020年は新型コロナ感染元年の年になってしまった。2021年はコロナと共存する新しい生活様式が定着する年になる。私はこの数年間自分のビジネスを自己完結できるビジネスモデルに転換しようとしてきた。
現時点でまだその夢が実現できていない。2021年度は自己完結できるビジネスモデルで自活できるようにしたい。今はB2Bビジネスで自活しているが、B2Bビジネスは年齢が増えるたびにリスクが増えてくる。法人と契約してサービスを提供していると私が突然他界した時に法人クライアントに迷惑が行く。
それを回避するにはB2Bビジネスから手を引いて自己完結できるビジネスモデルで自活するしかない。自己完結のビジネスモデルは自分が他界した時に迷惑が行く人がいない。自分だけである。2021年は自己完結のビジネスだけの売上で生活が出来るようにしたい。
5年後の夢(70歳になった時の夢)
70歳に見えない体格、筋力、健康を身に付けたい。70歳から健康障害が起きやすくなる。脳と体は使わないと老化で弱体化する。定期的な筋トレを行っていないシニアは毎年筋肉を失っていく。体を活発に動かさない生活に落ちると脳に刺激が行かなくなり認知症が発症する。
私の生活リズムは仕事と筋トレで回っている。仕事をしていないときはゴールドジムで筋トレをやっているというリズムである。週に2回から3回ゴールドジムで3時間筋トレをする。その後は、仕事をする。自営業でインターネットの仕事のためスケジュールは自分で自由になる。
ゴールドジムの会員になってもうすぐ4ヶ月が経過する。お風呂に入る前洗面所で体を見ると今まで目立っていなかった部位の筋肉が育ってきた感じがする。体格は確実に65歳の体ではない。このT字型体型と体格を70歳になるまで維持していきたい。
足腰を使わない生活に入るシニアが70歳ごろから増えてくる。真っ先にやられるのは、足の筋肉である。それを知っているのでこの5年間を足腰の筋肉増強に集中する筋トレを始めている。身軽に動き回れる足腰の筋肉は老後の生活で欠かせない。定期的に運動をしているシニアと運動をしていないシニアを見分けるにはその人の歩き方を見ればすぐに分かる。
15年後の夢(80歳になった時の夢)
80歳になった時にやりたいことがある。ベンチプレスで80キロのフリーバーベルを上げることである。80歳の老人がベンチプレスで80キロをあげれると思う人は少ない。普通の80歳の老人はベンチプレスで20キロもあげられない。私は80歳らしくない80歳になろうとしている。
すでに65歳の体で80キロのフリーバーベルを1セット10回あげている。半年後には90キロのフリーバーベルを上げていると思う。93キロも3回ほどあげられるので、時間と努力の問題で達成できる考えている。問題は、80歳になったときの健康状態である。筋肉は鍛えれば鍛えるほど成長する。健康は筋肉と同様に維持できるか分からない。
結論
年金を受給し始めてから経済的に安心と余裕が生まれている。自由な時間を好きな事に使える環境が出来つつある。頭の片隅にある夢を老後の生きがいにしている。直近の夢、70歳になった時の夢、そして、80歳になった時の夢に向かって自分の時間を使う生活に入っている。
長く生きればアイザック・アシモフが描いているSF小説の世界が具現化されると思っている。夢のような製品が身近に感じられるようになる。人間は夢を追う。夢を追っている人は目がいつも輝いている。シニアも夢を追うことで生きがいを見出してほしい。