高齢者の楽しみで人気があるのがウォーキング。一人で歩くよりも誰かと一緒に歩いたほうが楽しい。それも、新しい友達とおしゃべりしながら歩くのが格別に楽しい。東京近辺のシニアでウォーキングを楽しみたいならば、NPO東京都ウオーキング協会に入会したらどうだろうか。
『NPO東京都ウオーキング協会』の前身である『東京都歩け歩け協会』は、東京オリンピック開催中の昭和39年(1964年)10月に東京神宮外苑で発足しました。
平成16年9月に東京都から特定非営利活動法人(NPO)の認証を受け、年間100回以上の主催大会、例会、ウォーキング教室、ミニウォーク等を企画実施し、会員相互の健康と体力づくり・仲間づくりを図り『楽しいウォーキング』活動を続けています。
ご入会いただきますと、当協会の正会員と同時に『社団法人 日本ウオーキング協会』(JWA)の加盟団体所属維持会員に登録されます。(引用先:NPO 東京都ウオーキング協会)
色々なウォーキングイベントが開催されている。一人で何もする事が無いシニアは、ウオーキングイベントに参加してみると新しい友達を作れるはずだ。気分転換に足を動かすのも良い。
暇な時間、健康、孤独の問題を解決する
老後の生活で一番困るのが足の筋力の衰えである。足は使わないと衰えて行く。定期的に足の筋肉を刺激する運動としてウォーキング活動が推奨されている。一人でウォーキングしようと始めて三日坊主で終わる人が多い。何かウォーキングを続けさせる仕組みを取り入れないと続かない。
NPO東京都ウォーキング協会
NPO東京都ウォーキング協会は、毎月、偶数月の第一土曜日に代々木公園大噴水前に集まりウォーキング教室が開催している。このウォーキング教室では、正しい歩き方の基本を3~4キロ歩いて学ぶ。参加費は一人500円。
衰えて行く足の筋肉トレーニングと孤独から逃れる仲間づくりの目的でNPO東京都ウォーキング協会の会員になってみると良い。新しい出会いが必ずある。歩きながらおしゃべりを楽しむことで他の参加者との交流が出来る。
健康目的で私も家内と横浜周辺を週末必ずウォーキングしている。10キロ以上は歩いている。いつもは自動車で通り過ぎている街も自分の足で歩くと見えていなかった新しい発見がある。
夫婦や友人グループでおしゃべりしながら歩く
一人でウォーキングするのも良いが、二人以上で歩くともっと楽しい。しゃべりながら歩くと疲れもあまり感じない。認知症予防にも良い。歩きながらしゃべるという行為が脳を刺激する。70歳を過ぎて余生を仕事から余暇にシフトしたいシニアは生活のリズムとしてウォーキング活動を日課として取り入れるべきである。
オープンエアーで歩くのでコロナウイルス感染に怯えることもない。広い公園をいつものメンバーと一緒に会話をしながら歩くと精神的にも肉体的にも良い結果をもたらす。ウォーキングという共通の目的があると共に刺激し合う。ウォーキングとお喋りが一度に出来る。
検索で ウォーキングサークル + 都市名 の言葉で探してみると良い。多くのシニアがウォーキングを一緒にする会に参加している。
ウォーキングをする時の服装
散歩の延長線でウォーキングを考えない。散歩よりも汗をかく。歩く距離も長い。蛍光色のスポーツシャツを着ると道路を歩く時に交通事故を防げる。特に夕方は歩道がない道路で散歩しているシニアが多い。そんなシニアに限って目立たない色の服装で散歩している。
派手な服装が嫌ならば、蛍光色のウォーキングシューズを履いて歩くことである。赤や黄色の蛍光色スポーツシューズは自動車の運転者の目に止まりやすい。
暇な時間を少なくする、孤独を予防するウォーキング
ウォーキングを日課にすると30分から1時間、暇な時間を有効に使えるようになる。自宅を出て外の世界に触れることで色々な刺激を感じ取れる。友人や夫婦でウォーキングをすれば、必ず会話が生まれる。歩きながらお喋りをすると内にこもったストレスを発散できる。暇に孤独がいつもついてくる。体を定期的に動かすウォーキング活動は暇と孤独を同時に無くす効果がある。
結論
毎日の散歩に加えて月1回ペースで夫婦でウォーキングイベントに参加して新しい仲間を増やす余暇も楽しい。 高齢者の悩みは暇な時間、健康、そして、孤独である。ウォーキングイベントはこの問題を解決してくれる。今、何もやる事が無くて暇をつぶしているならば、地域のウォーキングサークルを探して参加すべきだ。新しい仲間との出会いと新しい発見を楽しめるはずである。