62歳で起業するならば何をする?

ビジネスは現状維持ではだめだ。絶えず新しいビジネスの種を見つけてお金を生む仕組みを構築し、試行錯誤をする必要がある。既に私はビジネスを展開しているが、敢えてこの歳で新しいビジネスを始めるならば・・・・という仮定で5年先、10年先に稼げるビジネスモデルを作り出さねばならない。

今のビジネスで稼いでいる売上は、次のビジネスの柱を育てるための生活費と資金になる。

これから起業したいシニア(同世代)ならば、何を考えるべきなのだろうか。

私ならば、3つのことから始める! 

・同世代のシニアが何で起業しているかを調査

関東圏でシニア起業支援をしている銀座セカンドライフ株式会社がある。この会社は、起業家向けのレンタルオフィスの事業から始まった。これから起業する人材への助言、セミナー、交流会などを開催している。この会社のセミナー(無料)や起業家交流化などに参加してどのような方々がどのようなビジネスで起業しようとしているかを調査する。

これから起業する人、既に起業している人から直接起業する上でのコツや悩み事などを聞いて自分のビジネスアイデアを考える。シニアで起業する人が増えているため、参考になることが多いはずだ。

・自分のビジネスアイデアが見つかったら事業計画を立ててみる

東京で起業を考えているシニアならば、東京都が起業家支援をしているStartup Hub東京に顔を出してみることだ。毎週起業家になるためのイベントが開催されている。セミナー、ワークショップ、交流会、相談会。自分のニーズに合ったイベントに参加することだ。これから起業しようとする若者からシニアまでたくさん集まる。殆どが無料で東京都の起業支援サービスを受けられる。

起業家たちとの出会いから良きパートナーが見つかったり、メンター支援を受けたり、お互いに学ぶ機会が得られるはずだ。

・ビジネスモデル(事業計画)が出来たら、テスト・マーケティングを行う 

起業経験がない素人のシニアが描いた事業計画書の殆どは、絵に描いた餅のようなものだ。現実を反映していない場合が多い。計画書により現実味を入れ込むために失敗大前提でそのビジネスをテストする。小規模の活動(6ヶ月間ぐらい)で自分が描いたビジネスを走らせて見る。1円でも良いからお金を稼げるか検証する。やりながら足りない点が見えてくるはずだ。少しでもお金を稼げたならば、脈がある。テスト・マーケティングの経験を元にもう一度事業計画書を作り直す。

起業家は、営業力を試される。お客さんを見つける力(営業力)がないと起業は上手く行かない。自分がターゲットとしているお客さんを探すにはどうするか、お客さんを集めるにはどうするか、お客さんに自分のビジネスを知ってもらうにはどうするかなどを考える必要がある。テスト・マーケティング活動でこれらの事がいかに難しいかが分かるはずだ。

営業に必要な道具がある。

  1. 365日24時間ビジネスを告知宣伝するホームページ
  2. 自分を紹介する名刺
  3. モバイルルーターとノートブックパソコン、そして、スマホ

 

起業し始めは成功を夢見る前に役に立つ失敗をたくさんすることだ。失敗の数が多いほど成功する確率が高まる

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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