「妻が願った最後の7日間」朝日新聞のフォーラム記事で夫婦の愛と別れを見つける

平成30年3月9日朝日新聞朝刊オピニオンとフォーラムにこんなタイトルの記事が載っていた。

「妻が願った最後の7日間」

この記事を読んで夫婦の間の愛と悲しみ、そして、幸せを感じた。あまりにも心を打つ内容であったためスマホでその記事を写した。こんな内容だ。記事を読んで頂きたい。

「妻が願った最後の7日間」、願いを叶えられば・・・

wish

この記事を読んで涙が出ない夫婦がいるだろうか。こんな夫婦でいたいと思う人が多いだろう。愛の表現は、死を直前に控えた時に心を突き刺すように伝わってくる。

誰もが何時かは他界する。他界する時に何かやり過ごしたことが無いように心がけるのだが、死は突然やってくる。常に、やり残しがないように心がけて日常生活を送るしか無い。60歳を過ぎれば、自分の寿命が短いくらい誰もが感じる。この方の奥様は、あまりにも突然の入院で何も準備も出来ずに自宅に帰れなくなってしまった。

「神様お願い。この病室から抜け出して 7日間の元気な時間をください」

この願いが叶えられれば、この方の奥様は何も後悔せずに幸せな気分でこの世を去って行っただろう。現実は、そううまくは行かなかったが、彼女の思いは投稿者の心に届いていた。

こんな言葉を読まされると涙が止まらなくなる。

「私はあなたに手を執られながら 静かに静かに時の来るのを待つわ。」

長年連れ添って一緒に生きてきた妻の旅立ちは、どの夫婦にとっても辛いものがある。どちらが先かどうかは神様しか知らないが、別れの時は誰にでもやってくる。老いて行くと妻が一番身近で運命共同体であることを身に染みて分かる。損得なしにお互いを心配し合える仲が夫婦だ。熟年離婚をされる夫婦はお互いの出会いをもう一度再考してやり直しを試みてはどうだろうか。

長年一緒に苦楽をともにして生きてきた事実は変わらない。自分にとっていちばん身近な存在は伴侶である。ペットではない!

夫婦で一緒にいられる時間の中で楽しい時間を過ごす。これが老後の生活で一番重要ではないか。お金がなくても浜辺で打ち寄せる波の音を静かに自然の音楽として聞くだけで二人の心が一体化する感じがする。夫婦で幸せを感じるのにお金はいらない。一杯のセブンイレブンのコーヒーを二人で交互に飲みながらリッチな気分を味わえる。

夫婦で一緒に何かをする時間が幸せな時間である。

「妻が願った最後の7日間」は、どの夫婦にも訪れるモーメントかもしれない。

この記事「夫婦の愛と別れを朝日新聞のフォラム記事に見つける「妻が願った最後の7日間」」のポイントは、

  • 「妻が願った最後の7日間」

    この記事を読んで夫婦の間の愛と悲しみ、そして、幸せを感じた

  • 愛の表現は、死を直前に控えた時に心を突き刺すように伝わってくる。
  • 夫婦で一緒に何かをする時間が幸せな時間である。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

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雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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