年金収入以外のお金が毎月入る仕組みがあると老後の生活で経済的な不安が和らぐ。65歳以降は、アルバイトやパートが主な収入源になるのだが、70歳を過ぎても働き続けられるかが節目である。体力と健康が維持できて継続してアルバイトやパートが出来る雇用先を確保出来ればの話だ。今は人手不足であるため、若い人材を雇用するのが難しくなっている。70歳を過ぎた高齢者も働き続ける環境ができつつある。
ただ、
時間の問題で雇用先の事情で雇い止めに会う。そうなった時に自分で小遣い稼ぎが出来る仕組みを作り上げれば、それほど確かなお金稼ぎはない。誰もができるというものではないが、挑戦するとしない人では100%の違いが出る。
誰かに雇ってもらう労働収入は時間的な終着点がある。自分で作り出すビジネスは自分で終着点を決められる。
シニアが狙うべきビジネスはシニア市場にある!
年金収入があるシニア家庭では、今までの生活水準を壊さない程度の月収を確保できれば老後破壊や貧困老人にはならない。月々発生する収入によるキャッシュフローが続く限り貯蓄を取り崩すマイナス成長の生活にならないからだ。
それは分かったというシニアがいるだろう。問題は、何処にシニア市場があるかだ。その市場をどのように攻略してお金を作り出すか誰も教えてくれない。ここに個人の能力差が出る。誰もが同じビジネスを始められない。あのニッチな市場を開拓したいが自分にはその能力や経験がないというシニアが多い。
ニッチなシニア市場、こんな事をすれば良い
自分が出来ない部分を出来る人にやってもらえば良い。一人でやらないでチームでビジネスを起こす方法を考えることだ。ビジネスのチームメイトを探す前に自分でビジネス起案書を作成する必要がある。その起案書には、どの部分で協力が必要かを明記して興味を持った人を探すのだ。これから起業をしたいと思っている起業家予備軍が集まるセミナーや交流会に参加して探すと見つかりやすい。
どんなビジネスが自分に合っているか分からないというシニアは、友人や知人が始めたビジネスを参考にする。都道府県では、定期的に起業を目指す人向けのセミナーがある。そんなセミナーで起業のアイデアを参加した人たちから聞く。耳学をすることで起業家予備軍の人たちと仲良くなる。できれば一緒に助言しあえれば将来助け合いの仲間となる。
ただ、
誰もあなたがやりたいビジネスを教えてくれない。自分がハッと思うビジネスを思いついてからビジネスプランを作り、仲間に助言を求めることで始まる。ビジネスの基本は、「誰が何を求めているかのニーズを見つけることだ!」。新しいニーズは、時間の経過の中で生まれてくる。こんなニーズが有る。
ニッチなシニア市場のビジネス
- スマホの操作方法がわからなくて困っているシニアに対して月間・年間契約で教育を行う(あなたがスマホに使い慣れているという前提)
- 家庭ごみを代行して集めて捨ててあげるシニア支援サービスを個別にシニア家庭と契約する(体力があり健康であるという前提)
- 英語に堪能ならば、子供やシニアに英語教育をしてあげる(小学校から英語教育が始まる)
- 1日1時間単位でおしゃべり相手になるサービス(歩いて会いにいける距離範囲)
- 一人で外出ができない老人の足になるサービス(一緒に外出、自動車の載せてドライブを楽しむなど)
これはっと思うビジネスアイデアが浮かんだらすぐにやってみることだ。1円でも稼ぐことができれば、ビジネスとして脈がある。その脈を色々展開して月額売上10万から20万ぐらいまで成長させればシニアビジネスとしては上々である。
シニアがアプローチできるニッチな市場は、シニア市場にあると私は思っている。シニアである自分のニーズをビジネスに反映させるだけでどんなビジネスがシニア市場で受け入れられるかが想像できる。ニーズはいつも自分の足元にある。
シニアの運動支援サービスはどうか?
高齢者は年齢とともに普通の生活が自分で出来なくなる。そこにニーズが有る。自分が元気で健康であれば、シニアの同胞を支援するビジネスが一番やりがいがあるはずだ。脚力が衰えて筋力をつけたいと願っている老人がいれば、一緒に脚力を鍛える運動を行う有料運動パートナーになれば良い。一人ではなかなか難しい。継続的に脚力を鍛えるには一緒に運動を定期的にやってくれるパートナーが必要だ。
脚力を鍛えるには毎日運動をする必要がある。1ヶ月単位で契約する。1ヶ月3万円として、1日に2人のお客と契約すれば月額6万円の小遣い稼ぎになる。これをやるには、パートナーになる人も一緒に運動しなければならないので体力が要求される。
シニアのためにこんなサービスがあれば良いなあと思ったらそのニーズを追求してみる。それがビジネスを始める出発点だ。
結論
- 年金収入以外のお金が毎月入る仕組みがあると老後の生活で経済的な不安が和らぐ
- ビジネスの基本は、「誰が何を求めているかのニーズを見つけることだ!」
- シニアがアプローチできるニッチな市場は、シニア市場にある