好奇心でChromebookを使い始め、新しい事に挑戦する

私が新しい事に興味を持つときは、好奇心が先に来る。好奇心の熱が高くなると動き出す。6年ほど前からChrome OSで稼働するChromebook(クロームブック)パソコンに好奇心を抱いていた。最初にASUS Chromebitというスティック型のChrome OS稼働の端末を1万円前後で買ってみた。

ChromebitはテレビにHDMIコネクターをつなげてテレビをモニターにして使う。これを使ってChromebookパソコンのように使おうとしたのだが、パソコンのように使うにはキーボードとマウスが必要になった。その上、キーボードとマウスを使うような距離でテレビ画面を見るのが辛かった。

結局、Chromebookパソコンのような使い方が出来ず、本命のChromebookパソコンを買う事になった。好奇心が先にあり、好奇心経由でアクションが起き、段々と興味が大きく育つ。

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69歳になった今、仕事で使うパソコンは全てChromebookになった。好奇心で使い始めたChromebookがWindows PCを使う事を辞めさせた。

好奇心でChromebookオフ会に参加!

Chromebookを共通のテーマにしたユーザーグループのオフ会に初めて参加した。集まったユーザーは、皆、30歳代だ。私のようなシニアはいないが、共通の関心事で年齢に関係なくワイワイガヤガヤとオフ会は展開した。

60歳代になると精神的に新しい事に進んで足を向ける情熱が生まれなくなる。何もかも面倒に感じるのだ。これが老化現象だと思う。私の次男はまだ20歳代後半なのだが、やりたい事や好奇心で一杯だ。彼を見ていて羨ましくなる。何かに向かって新しい体験を求める。面倒がらないでアクションを起こす。

人生終盤に向かっているシニアは過去の経験や知識の延長線上あるならば何かをやっても良いという気持ちがあるが、全く知らない分野に参入するのは面倒だと考える。69歳になって新しいコンピュータ言語やプログラミングを学びたいとは思わない。面倒な事はやりたくないという気持ちが先に来る。

好奇心で始めたChromebookは面白い

オフ会で新しい出会いもあった。第2回のオフ会に参加する。新しいChromebookユーザーと会う事になる。若い人たちと会って共通のテーマで話が出来るのは新鮮である。同年代のシニアと話をするのとは違う。若い人たちの考え方や価値観が話の中で見えてくる。

Chromebookは私の新しい趣味になる。趣味の同好会に顔を出して年齢や経歴を越えた横のつながりを作ろうとしている。好奇心と興味があるから行動に移せる。Chromebookのオフ会では、参加者全員が自分のChromebookを持参する。持参したChromebookをテーブルの上に置きながらChromebookの魅力や疑問について意見交換をする。

オフ会のユーザーたちの話を聞きながらChromebookの新しい使い方を学んでいる。新しい出会いと学びがあるオフ会は、いつもの仕事とは違って新鮮。いつもは一人でインターネットの仕事をしているからだ。

新しい、生きた情報は人から得られる

若い人たちとの交流から新しい情報を得られる。ネットから得る情報はある意味ではすでに死んでいる情報である。生きている情報は生きている人間からでしか得られない。同じテーマに関心を持っている人は普通の人とは違った深い知識と情報を持っている。何かの愛好家たちは皆そうだ。

昨日は、横浜から秋葉原のヨドバシカメラマルチメディア館まで新しい国内版Chromebook製品の実機を見に行ってきた。好奇心が無いとここまでアクションを起こせない。サンプルの実機を触りながら新しいChromebookの良さ、悪さを学ぶ。この機能でこの値段は本当に妥当なのだろうかと考える。趣味の領域でないとこんな事をしない。

Chromebookは私にとって新しい遊び道具になる。今年は最新Chromebookを購入する予定でいる。シニアが新しい事をやりだすには心を動かす好奇心と興味が必要になる。

結論

  • 新しい事に興味を持つときは好奇心が先に来る
  • Chromebookを共通のテーマにしたユーザーグループのオフ会に参加
  • シニアが新しい事をやりだすには心を動かす好奇心と興味が必要