何かを買う時に投資対効果を考えるとお金の使い方が変わる

時々、ランチを終えた後に散歩をする。散歩と言っても公園を歩くのではない。ヨドバシカメラのお店で何か新しい製品がないかを探す。女性は、デパートに行く頻度が高いが、男性は、家電量販店に足を運ぶことが多い。私が行く場所は、パソコンのフロアーである。新しいパソコンを触りながら何がどう変わったのかを調べる。

実機を触ってみないとパソコンの良さはよく分からない。特に、キータッチは触ってみないと感覚がつかめない。パソコンで気になる箇所は、いつも使うキーボードである。キータッチが感じが良いと疲れない。ブログを書くときも快適に書ける。

このパソコンは買いたい!と思う時がある。だが、・・・

「ほしい!」という感情と投資対効果

仕事でいつも使っている道具であるパソコンは、3年ぐらいで腐って行く。時代の流れにあったスペックのパソコンとOSでないと仕事をする上で支障が出るからだ。

Thinkpad X260を使っている。既に3年使い続けている。来年辺りに新しいパソコンを買い換える時期に来ている。パソコンは高い。仕事で使うパソコンの価格は、15万円前後だ。15万円で買えるものは他にもある。別にパソコンでなくても投資対効果が確実に味わえる製品がある。仮にトイレをリフォームしようとすると新しいトイレだけで15万円以上する。

でも、

トイレは実生活で必需品だ。パソコンはそこまで必要としない。古いパソコンでもあと数年は使おうと思えば使えるからだ。トイレもそうだが、実利の面でトイレが優先される。古いパソコンは、既に4台ぐらい持っている。仕事で使えないことはないが、古いパソコンは決して快適とはいえない。仕事をするときは、快適に使える道具が一番気持ちが良い。

いつも、「ほしい!」と言う感情と投資対効果を言う考え方が頭のなかで争う。

今、買いたい物があるのだが投資対効果を考えると無駄なお金を使うことになるということが分かっている。感情で物を買うと後で後悔する場合が多い。新しいパソコンを買ったから、売上が上がるという効果を導き出せない。これが、プリンターであると投資対効果が実利となって出てくる。

プリンターが古くなると紙送りで故障が多くなる。インク詰まりが起きやすくなり、無駄なインクをクリーニングで使ってしまう。機能が向上したプリンターを買えば、今まで以上の利便性と快適性を味わえる。印刷で問題がなければ、仕事の作業を早くする事が出来る。

耐久製品と消耗品では、お金の使い方が最初から違う。耐久製品にいつも悩まされる。新しい製品が出ると今使っているモノの魅力が失せるからだ。パソコンは典型的な製品だ。毎年、毎年、性能と機能を向上さ今までに出来なかった事が出来るようにする。

投資対効果を考えたお金の使い方をすると「ほしい!」という感情で物が買えなくなる。既に同じことが出来るテレビが有るのに4K、8Kの映像を楽しめるテレビを買おうとする。テレビはテレビとしての役割を果たしているのに同じことが出来るものをまた買ってしまうのは無駄である。無駄がない物の買い方は、今の生活を改善するものでなければならない。

ビジネスをしているとどうしても投資をする必要が出てくる。投資をして売上を伸ばすことが出来るという確信がないと気楽に投資は出来ない。今無いものを買って、生活水準を向上できるならばそれは投資対効果がある買い物になる。

パソコンは、ハードウエアが3年から5年で古くなる。ハードウエアが古くなると新しいOSやアプリが快適に動かなくなる。その意味では、パソコンは消耗品になる。消耗品ではあるが、毎年、同じことが出来るパソコンを性能が向上したからと言って買い換えるのは無駄だ。賞味期限いっぱいまで使い切るほうが投資対効果がある。

Google OSであるChrome OSで稼働するChromebookパソコンが有る。Chrome OSのアップデートは5年間継続される。5年過ぎたChromebookはChrome OSがアップデートされなくなる。OSがアップデートされなくなっても実務的に使えるが、最新OS機能を使えなくなるだけだ。

技術革新が激しいパソコン製品は、機能として使えるがハードウェアもソフトウエアも古くなることで時代の要請に合わなくなる。

誰もが新しい製品を欲しがる。高価な製品ほどその欲求は強い。

だが、

投資対効果は殆どない。基本的に同じことが出来る+アルファーで目が飛び出るほどの効果を味わえない場合が多い。それを考えると新製品をやたらと買えない。投資対効果を考えるとお金の無駄遣いが出来なくなる。

この記事「何かを買う時に投資対効果を考えるとお金の使い方が変わる」のポイントは、

  • 投資対効果を考えたお金の使い方をすると「ほしい!」という感情で物が買えなくなる。
  • 誰もが新しい製品を欲しがる。高価な製品ほどその欲求は強い。
  • 投資対効果を考えるとお金の無駄遣いが出来なくなる。