老後の生活を安心して暮らすには何が必要なのか?

老後の生活を安心して暮らすには、最低でも一人5000万円が必要だとか、1億円必要だとか、金融関連の方々(ファイナンシャルプランナーなど)がウエブで記事を書いている。どんなにお金を貯めていても途中で死んだら老後の生活がどうのこうのではない。5000万円を貯めるために健康を害する生活をしたら本末転倒だ。

健康寿命が尽きた時に老後の貯蓄が物を言う。

老後の生活は、出来るだけ長く働ける環境に自分の身を置くことで安心が得られる。毎月収入がある生活は、貯蓄の取り崩しがなく、お金は自然と溜まっていく。貯蓄を取り崩す生活は先がないが、毎月収入があるキャッシュフロー方の生活には金銭的な安心がある

健康寿命の維持とキャッシュフローがある仕事を持つ

健康寿命が問題になる年代が70歳を過ぎた頃である。免疫力の低下から来る原因不明の体調不良や思いがけない病気などである。老後の生活で医療費や介護費が発生しないようにするには、健康管理と予防である。体が資本と言うけれど、老人になればなるほどその言葉が重く体に伸し掛かって来る。

健康寿命を出来るだけ長くできれば、介護で発生するお金が少なくて済む。有料老人ホームに入居するにしても短期間で他界できるかもしれない。老後の生活で安心を得るには、健康な体をいつまで維持できるかで決まる。

老後の生活で重要なのが健康寿命の維持

健康であれば、老人ホームにご厄介になることもなく、介護で余分なお金が発生することもない。老人の生活が崩れ始めるのは、自分たちの生活が自分たちで出来なくなったときだ。健康寿命の期限が切れ始めた時に家族や介護施設のヘルプが必要になる。

有料老人ホームは、兎に角、裕福な老人向けだ。とても庶民の老人が使える施設ではない。中流層の老人では、お金が続かない。高所得層の老人が対象だ。毎月最低でも30万から60万円ぐらい支払う有料老人ホームが多い。とても庶民の老人たちでは支払うことが出来ない。

中流・下流階層の老人が出来る防御策は、健康寿命を延ばす体作りだ。

多くの老人は、自分の足で歩けなくなることで介護生活が始まる。介護のお世話にならないことが、老後生活の安心の基盤になる。老化に伴い体の機能が低下して免疫力が弱くなる。免疫力が弱くなると生活習慣病が浮上する。大きな病気になるとどうしてもお金がかかる。入院するような病気ならば、ますますお金がかかる。貧乏人には、そんな大金はない。病死を選択するしかないかもしれない

病気によっては、お金の問題ではない場合が多い。そんな病気になったら、運命でしかない。現実を受け入れて残りの運命(時間)をできるだけ楽しむしかない。お金持ちも貧乏人も同じだ。

脚力の衰えと転倒による骨折

介護生活が始まるきっかけは、脚力の弱体化だけでなく、転倒によって骨折することだ。足の骨や体の骨を負傷するだけで介護ベッドでの生活が始まってしまう。老人が介護ベッド生活を始めると体の筋力と足の筋力が落ちる。骨折が治っても足の筋力が低下しているため自分でベッドから起きて歩けなくなっている。

脚力を回復するためのリハビリが始まる。リハビリは最低でも数カ月は続く。転倒で骨折し、リハビリで脚力を回復させるまで誰かのお世話にならねば生活は出来ない。お金がかかる。普通の生活が出来なくなる体になった時点で想定外のお金が発生してくる。貧乏人は、自分の懐からお金を出すことが出来ない。

多くの老人家庭は、裕福ではない。夫に先立たれた女性の年金では生きていけない。生活保護でしか生きて行けなくなる。そんな状態で介護を必要とする体になったらもう死ぬしかないと思う老人が多いのではないか。長生きが必ずしもおめでたいとは限らない

キャッシュフローがある仕事と仕組み

理想を求めれば切りがないが、中流・下流層の老人は、歳を食う度に貯蓄が減り、体も壊れていく。少なくとも経済面で生活を快適にする収入を得たいものだ。裕福層の老人は、そんな仕組みを持っていたり、資産があったりする。私の親戚のおじさんは、大家さんをやっていた。もう他界しているが、賃貸のアパート経営をしていたので毎月お金が入っていた。

今、賃貸のアパート経営に乗り出す高齢者が増えていると言う。私は、そんなお金もないのでもっと自分のスキルを活用した仕事を作っている。少子高齢化で日本の人口が減少に向かっている。人口が減少している時に賃貸のアパート経営が成り立つのだろうか。極一部の立地条件が良い場所と人口が増加している地域でしか成り立たないのではないか。

老人になると多くの敵が目の前に現れる。(1)老化という敵、(2)病気、(3)孤独、(4)お金、そして、(5)寿命だ。

64歳の私が今から家内と私の老後のために1億円づつお金を貯めることなんか出来ないだろう。今出来る事は、死ぬまで毎月お金が入ってくる仕組みを作り上げてメンテすることだ。毎月のキャッシュフローが確立できれば、後は健康な体をメンテすれば良い。死ぬ時に大金はいらない。

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

© 2019 Goyat. All Rights Reserved.