70歳を過ぎてお金を稼ごうと思っても体力を要求する仕事は出来ない。新しい機械操作を求める仕事も頭が受け付けない。新しい環境に体や頭がついていけない自分を感じる人が多い。本来ならば、仕事なんかやらないで好きなことをやっている年齢なのかもしれないが、年金生活だけでは生活が不自由だ。そういう環境にいながら何も出来ていない70歳代の高齢者が多い。
70歳以上の老人が出来ることは限られる。
雇ってくれる会社を探すよりも困っている人を探すほうが簡単だ。困っている人を助ける方法を知っていれば、それがビジネスになる。典型的なビジネスが、「便利屋サービス」である。便利屋サービスをシニアが始める時、サービスの範囲を固定したほうが良い。
シニアが行う便利屋サービスはシニア層がターゲットになる!
自分がシニアであれば、シニアが困ること、喜ぶことが肌で感じられる。自分のニーズを満たす便利屋サービスだけに限定すれば良い。シニアはこんな簡単なことでも困ることがある。
- 買い物が自分で出来ない
- 日常のゴミ出しが出来ない
- 高い所においてあるものを下ろせない
- 重いものを動かせない
- お風呂の掃除ができない
- トイレの掃除ができない
普通の人ならば難なく出来ることが出来なくなるのが老人だ。近くにいる老人たちと仲良くなって何が一番困っているか、何ができれば生活が助かるかなど、彼らを喜ばす日常的なことをビジネスのヒントにする。
ある大学生が5分500円のゴミ出しサービスをしていた。こんなサービスを必要とする老人が多い地域でチラシで宣伝すれば、何らかの反応があるだろう。ゴミ出しは、一度で終わらない。毎週数回は同じお客の自宅に行ってゴミ出しをすることになる。固定客をつかみやすい。問題は、一人でやるとサービするお客の数に限度がでる。
複数人のグループで組織的に行えば地域のニーズを満たすことが出来るだろう。どれぐらい稼げるかは、提供するサービスと単価次第だ。ゴミ出しサービス以外に困っている老人客を助ける仕事を見つければ、それがビジネスの種になる。
健康で元気なシニアならば、負担が少ない肉体労働などはやれるはずだ。知的なサービスも考えられる。パソコン、タブレット、そして、スマホなどの操作で困っていればそれをサービスにする。
話し相手を求めていれば、1時間1000円ぐらいで話し相手になるサービスも出来るだろう。散歩相手が必要ならば、30分500円ぐらいで散歩のお付き合いが出来るかもしれない。孤独な老人に心地よい時間を提供するサービスも有っても良い。ちょっとしたことが老人たちを喜ばす。それをヒントにシニアのためのビジネスを考える。