リストラによる不安を解消したければ、何をすれば良いのか?

19万人の東芝社員はリストラや会社の倒産に不安を募らせている。その不安とは、会社なしに自分だけで生きていけるだろうかという想像不安である。毎月自動的に給与が会社から振り込まれる環境から自分でお金を稼がないと生活が出来ないという環境に突入したら、何をしたら良いのか分からないからだ。それが不安を作り出す。

一度、この不安を乗り越えてしまうと想像している不安の実態がわかる。

私は、その想像不安を乗り越えた。51歳のときである。自分の力でお金を稼ぐという選択をしたのだ。

想像不安の実態が分かれば、リストラなんか怖くない!

リストラに遭うにしても、会社が倒産するにしても落ちてくる不安は同じだ。その不安の出処は、会社なしに生活を成り立たせて行けるだろうかという所にある。会社にぶら下がって生きている会社員は、自分の力だけでお金を稼ぐという経験がない。そのため会社から追い出されたら生きていけないと思い込む。それが想像不安を作り出す。

不安は、自分が作り出している。頭の中で最悪な事態を想像し不安を膨張させる。現実に発生しない事までも不安の中に含めてしまう。不安は想像の賜物。怖がることはない。怖がっても不安は逃げていかない。私たちは、いつも、不安と一緒に生活をしている。リストラがあっても、会社が倒産しても、何も悪いことが起きなくても不安は身近な友達として存在している。

リストラによる不安を解消したければ、何をすれば良いのか?

リストラをチャンスと受け取って自分の人生を考え直してみる。リストラ対象の社員は、早期退職加算金が退職金と同時に支払われる。同時に再就職支援の時間とコンサルティングが提供される。会社が倒産したら、こんなことはなくなる。会社が倒産する前にリストラで早期退職をしたほうが有利である。

こう考えれば、リストラをチャンスとして捉えられる。あとは、再就職先を見つけるのか、自分で事業を起こすのかの決断だけだ。リストラはあなたの命を取るということではない。会社にぶら下がっていられなくなるということだけだ。何も怖くない。暫くの間は、割増退職金で生活が出来る。

むしろ、会社に残って倒産するかもしれない会社で毎日不安と戦う社員の方が不幸ではないか。

リストラ対象社員は、ゴールデンパラシュートで落ちていく飛行機から飛び降りることが出来る。それも、命を保証する加算退職金を貰ってだ。なんて幸せなことではないか。リストラ後に自分がやるべきことを決めれば、その目標に向かって行動を起こすだけだ。そこには、大した不安がない。最悪な不安と思っていたリストラは既に過去のものとなる。

リストラは自分の隠れた才能を開花するスイッチをオンにする。新しい事が出来る機会が与えられたのだ。新しい事をするのは怖いが、やり始めるとその不安はどこかに行ってしまう。何かに没頭して集中していると今まで見えていなかった世界が見えてくる。新しい世界に足を踏み込むことを恐れてはいけない。

リストラされた人は、定年退職したシニアと同じ立場になる。自分で自分の新しいキャリアを作り上げる立場だ。リストラされた人は、定年退職したシニアよりも運が良い。加算退職金があり、再就職支援サービスも有り、年齢が60歳以下だ。体力も気力もまだ十分ある。新しい事に挑戦する絶対条件を満たしている。

定年退職をした人から羨ましがれるだろう。その意味合いでリストラなんか怖がる必要がない。リストラはチャンスなのだ!チャンスは目の前にある。そのチャンスを上手く活用して新しい人生を構築すれば良い。誰もがこんなチャンスを手にすることはない。リストラ対象になったあなた達だけだ。

リストラを怖がる社員は、自分が怖がっている不安を突き詰めていない。勇気を出して不安の根本原因を直視してそれを乗り越える対策を考え、実行することだ。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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