自分の老後の生活に備えるには?

普通の生活が出来ている人ならば、自宅の掃除で困ることはない。ただ、やらないだけだ。老人になると掃除をやりたくても出来ない体になり、どうしようもなく戸惑う。こんな簡単な掃除もできない体になってしまったと。そんな思いが脳裏に走る。私は、まだ、そのような体になっていないが私の義父95歳は、まさにそのような体になっている。

体力が衰えて、力がいる掃除、特にトイレと風呂場の掃除ができない。私たち夫婦は義父の自宅で身の回りの世話をしてきた。私の仕事は家の掃除全般。特にトイレの掃除を念入りにやっていた。風呂場は毎日はいらないという義父だからである。トイレは、1日何度の使用するから汚れやすい。トイレが綺麗であると感じが良いから。こんな現実が、20年先に私達夫婦にもやってくるのは確か。

体力と健康の衰えは老人になる私達にとって避けることが出来ない。義父の介護支援を4年間やってきて良く分かった。一人生活を4年間やってきた義父は体力の衰えで洗濯、お風呂掃除、トイレ掃除、買い出し、銀行関連など力が必要なことが出来なくなっていた。私達夫婦はそれらを代わりにやってあげた。横浜から東京に実家まで週1回一泊二日で通った。

老後の住まいと断捨離

老人がトイレを掃除できなくなるとトイレの汚れが累積してひどくなる。使っている本人は、トイレを掃除して綺麗にしたいと思っているのだが、掃除をするだけの力がない。仕方がないのでそのまま汚いトイレを使い続けるということになる。汚いだけなく、匂いも強くなってくる。トイレは、1日に最低でも1回、2回は使う。生活に密着している。

1週間の累積したトイレの汚れと強い匂いを私たち夫婦は行く度に綺麗にしている。老人であればあるほど住む環境は清潔できれいな環境でありたいと願うはずだ。自分で出来ればトイレを清潔に綺麗にすることが出来る。それが自分でできないという悔しさが老人になると必然的に味わう。

介護付き有料老人ホームに入るタイミングはいつか?

介護支援付き老人ホームに入居するタイミングは自活が出来ると思っている年齢のときではないか。新しい環境での生活に移る時は、余力がまだ体に残っているときでないと新しい環境を楽しめない。自宅の掃除が出来なくなった時点がその目安になる。

自宅の掃除ができない、疲れる、辛いと感じたら家族の支援無しで普通の生活が維持できなくなる。あと、10年、20年が経過したら私もそれが出来なくなる体になるかもしれない。普通の生活が支障なく出来る健康寿命をどれだけ長く維持できるかで老後の生活の質が変わってくる。

老人ホームに入居する前の住まいをどうするか?

大きな家に住んでいる老人は、掃除するのが辛くなる。老夫婦ならば、使わない物や部屋を体力がある内に整理することがお勧め。間取りが少ないマンションに引越しすることも選択になる。年齢と体力に応じて生活をする環境を自分の体力に合わせる必要が出てくる。出来るだけ快適に生活が出来る環境を体力があるうちから考えて準備するのが賢いシニアである。

最近、戸建住宅から利便性の良いマンションに引っ越しをする老夫婦が増えてきている。老後の生活を快適に営むためには、自分たちだけの力で維持ができる環境を作るしか無い。戸建住宅よりもマンションのほうが、掃除も簡単になる。老夫婦二人が生活する場所は、スペースよりも生活の快適さではないか。

義父が生活をする戸建住宅は、一人で生活をするには広すぎる。いつも使っている部屋はキッチンとリビングと寝室の3つしか無い。庭には、雑草が生えている。一人で生活をする環境になっていない。戸建住宅は使わない場所ほど汚れが酷くなり、老朽化する。置いてある物もますます使わなくなりゴミのようになる。

戸建の自宅が物置の場に変貌する前に断捨離

戸建の住宅は老齢化とともに使わなくなる部屋が増えてくる。知らないうちに物置の場になって行く。老いれば老いるほど若い頃に使っていたものが古代の遺物のように積み重なる。そんな状況を義父の自宅で見ている。

今年になってからもう使わないものを義父に確認して断舎離している。95歳という年齢からいつ他界しても不思議ではない。他界してから自宅に残ったものの整理は誰に聞いても大変だと聞く。自宅の掃除で宿泊するたびに使われていないものを見つけて処分している。

私たち夫婦の生活でも処分したほうが良いと思われるものがたくさんある。断捨離という言葉がシニアの間で広まっている。体力がある内に自宅の断捨離をするのが賢い。老人の生活に移ったら、いつも使うものだけを自宅に残しておく。1年に1度か、2度使うものは思い切って処分する。老後の生活が始まる70歳過ぎに大規模な断捨離を実行したい。

結論

  • 自宅のトイレや風呂場を自分で掃除が出来なくなったら自活する事を辞めるタイミング
  • 老人になるといつも使うものや場所が固定化する
  • 断捨離は自分で掃除ができる年齢の内に始めること

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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