ThinkPadユーザーとして15年の経歴がある。今使っているThinkPadは、X260である。3年後にまた新しいThinkPadに買い換える予定だ。私はモバイル用途でノートブックPCを使っている。その意味合いでX260も12.5インチであるのでちょうど良い。バックアップPCとして自宅にX240, X201とEdge 13がある。
ThinkPad Edge 13は、購入判断を間違えてしまった。その当時、5万円以下で買えたのでメインで使っていたX201のバックアップPCとして購入した。安かろう、悪かろうの製品であった。CPUのパワーが弱すぎた。何をやるにしても時間がかかる。
シニアがこれから持ち運びで長時間ノートパソコンを使うならば、ThinkPad X270が良い。10万円前後でバッテリ稼働時間が76Wのバッテリーを搭載すれば、20時間ぐらい続けて使える。1日の作業に十分すぎる稼働時間だ。
現在、62歳だがThinkPad Xシリーズのノートパソコンの愛用者である。長時間キーを叩いてインターネットの仕事をするため、キーボードのタッチが快適でないと仕事がはかどらない。ThinkPad Xシリーズのノートパソコンは、どれもキーボードタッチが快適である。
ThinkPad Xシリーズは法人企業で主に使われているビジネスマシンだから・・・シニア向け
シニアがThinkPadノートPCを購入することを考えているならば、決して安さで購入してはならない。(1)CPU性能が低い機種、(2)メモリーが少ない機種、(3)バッテリー交換が自分でできない機種などは、決して購入すべきではない。LevonoのPCビジネスは、ThinkPad Xシリーズで成り立っている。Xシリーズ以外の製品は、メインストリームから外れている製品である。
Lenovoは今年(2016年)にX1シリーズやYOGAシリーズをXシリーズに追加してきた。ThinkPadというラベルが2つの製品に付いているがメモリーの増設やバッテリーの交換が自分でできない製品になっている。法人企業は、このような製品は社員向けに買わない。自分たちで保守やサポートができないからだ。
ThinkPad Xシリーズは、法人企業が自分たちである程度メンテしやすい作りになっている。メモリーの増設やバッテリーの交換などは、会社内で直ぐにできるノートPCでないと社内のニーズに対応できないからだ。シニアは長期間購入したパソコンを使う傾向が強いのでバッテリーの交換が自分で出来るXシリースがオススメだ。
ThinkPad X1やYOGAシリーズのノートPCは、メモリーの増設やバッテリーの交換がユーザー側でできない作りになっている。そのため、Lenovoのサポートセンターに送って作業をやってもらうことになる。その間、仕事でノートPCが使えない。 利便性においてビジネスのニーズを満たしていない。
これが一般の消費者であるならば、企業のわがままを押し通せる。 そのような仕様で作られていますで終わる。
ThinkPad Xは、Power Bridge Technologyが搭載されている。
「Power Bridge Technology により、外出先や屋外で、バッテリーがなくなりそうになったときでも、内蔵バッテリーから予備の外部バッテリーへスムーズに、シャットダウンする必要なく交換することができる、おすすめのモバイルPC。」
このシリーズ以外のノートPC製品は、バッテリーが固定化されているため自分たちで交換ができない。
なぜ、法人企業はXシリーズを主に購入し続けているかの理由がここにあると思っている。ビジネスで使うパソコンは高価な買い物である。できるだけ長く使ってもらいたいと思っているはずだ。賢い消費者は、この企業心理を読み取って法人企業が購入するノートPCを購入している。
高齢者が使うノートパソコンは、頑丈でバッテリーの交換が自分で出来て、多くの企業で使われているビジネス向けThinkPad Xシリーズがお買い得である。今オススメな機種は、ThinkPad X270である。シニアが起業するならば、実際の企業で一番使われているモデルが一番安心して使える。