Thinkpad X201を使うメリットが無くなった

スターバックスのカフェでブログを書いていた。夢中になってキーボードを叩いていた。突然、左の方向から、「やかましい!」という一声が聞こえて来た。横を見ると40歳代後半の女性が本を読んでいた。その人を見てもその女性はこちらを見ないで本を読んでいる。一体、誰が声を出したのだろうか?と思いながら引き続きブログを書いていた。

15分後に二つ席横にいたその女性が、突然、立ち上がってコーヒーカップが乗っているトレーを持って素早く店の奥に小走りに消えて行った。この時点で、「ああ、私のキーボードが出す音がやかましかったのだ!」と分かった。

周りでは、色々な雑音がしていたのだが・・・

Thinkpad X201の欠点に気付き始めた!

Thinkpad X201は12年前に購入したノートパソコンだ。その当時使っていたノートパソコンとしては申し分ないマシンであったが、今回の出来事でThinkpad X201のキーボードは時代のニーズに合わなくなったことに気が付いた。現在使っているThinkpad X260のノートパソコンは、キーボードを叩いても嫌なカチカチという音がしない。

PCのハードウエアの進化は激しい

最近のノートパソコンはキーボードを叩いて聞こえる音が以前よりも静かだ。12年前のノートパソコンはキーボードを叩いてカチカチする音が聞こえるのが当たり前であった。

Thinkpad X201のハードウエアは、キーボードだけでなくLEDディスプレーの機能でも問題がある事に気付いた。Windows 10 OSには、ナイトモードという機能がある。LEDデイズプレーが出すブルーLEDの発光を抑える仕組みだ。ThinkPad X201にWindows 10をインストールして使っているのだが、ナイトモードが正常に機能していない。つまり、Thinkpad X201のハードウエアがWindows 10 OSの機能について行っていないのだ。

LenovoではThinkPad X201がWindows 10 OSにアップデートする対象端末に指定されていなかった。何故か運良くWindows 7からWindows 10にアップデートできたのでそのまま使っていた。Windows 10 OSの機能は古いハードウエアを考慮していなかった。これと同じ現象がWindows 11の登場で再現されている。Windows 10搭載のパソコンでWindows 11にアップデート出来ないモデルが生まれている。

もう一つ気が付いたことはThinkPad X201で手のひらを置く部分が滑らかでないため赤く擦れてくることだ。長時間キーボードを叩いているとどうしても手のひらを動かす回数が多い。動かすたびに手のひらを擦るのだ。ThinkPad X260では、X201ほど手のひらを置く部分が荒くない。

X200シリーズのThinkpad PCは構造的に熱処理が上手く出来ていない

ThinkPad X200シリーズのノートブックは構造的に熱処理が上手く出来ていない。CPUが発する熱を上手く排出する機構が出来ていないため、高処理の作業が動き出すと熱が80度近くまで上がる。12年前のノートパソコンであるためX260のようにCPUの熱を上手く排出できない。

その上、80度以上になると自動的にシャットダウンしてしまう。夏の時期は長時間X201を使えない。凍った保冷剤をPCの下に置いて使うことになる。

データアクセスを早くするためにHDDをSSDに取り替える

最近、ThinkPad X201を機能強化するため256GBのSSDを購入して取り換えたのだが、このちょっとした投資が古いハードウエアのために十分効果を出していない。本来のSSDの効果を50%しか発揮していない。SATA2.0のインターフェイスのためSATA3.0仕様に対応できていないためにアクセス速度が期待値よりも遅い。サムソン製SSDはSATA3.0仕様で高機能を発揮するように作られている。それが享受できていないでいる。

ThinkPad X201は非常事態の時だけに使うマシンとしてお蔵行きにした。X201を使わなければならない必然性が既に無くなっているからだ。

結論

時代に合ったノートパソコンを使う事が快適な仕事環境を作り出す。シニアは古いパソコンを長く使う傾向が強い。パソコンは腐る。3年過ぎたら新しいパソコンに乗り換えたほうが良い。3年過ぎると新しいパソコンとの違いが体感できる。ハードウエアやインターフェイスの仕様がアップデートされているため処理能力がすごく向上する。

古いノートパソコン(Windows XP、7、8、10など)を使っているシニアならば、もうそのパソコンは腐っているので最新のパソコンを今すぐ購入したほうが良い。