コンビニのセブンイレブンやローソンがシニアを雇用し始めている

人手が必要な業界の一つ、コンビニ業界は積極的にシニア層の人材を雇用し始めている。特にセブンイレブンとローソンはシニアに合った仕事環境を整えようとしている。

コンビニで働き始めたシニアがすぐに辞めてしまう現象がある。コンビニ業務は多岐にわたり、公共料金の収納代行から宅配の受付、品出し、フライヤー(揚げ物商品)の管理、清掃など、マルチタスクは当たり前になってきている。そんなシニアを辞めさせないためにセブンイレブンでは仕事の分業をしている。

  1. レジ担当業務
  2.  発注・売り場作り
  3. 清掃

シニアを雇用する上で年齢制限はない。健康で体力があれば誰でもアルバイトが出来る。直ぐにでも働きたいというシニアはコンビニでの仕事に挑戦してみてはどうか。雇用される立場であるのでバラ色の仕事ではない。今の自分の能力と体力で対応が可能かどうかを試してみる価値がある。

人手不足が深刻化してコンビニのアルバイト人材確保が難しい!

コンビニ店は田舎でも都会でも社会のインフラ拠点に成りつつある。足が悪い義父は線路を越した所にあるスーパーマーケット店に行かないで歩いて2分の線路を越さないで行けるコンビニ店で全てを賄っている。コンビニ店がないと義父は生活必需品で困ることになる。

コンビニ業界は少子高齢化で若手の労働力を確保できなくなっている。労働環境もきつい。売り上げのノルマもあるようなコンビニオーナー店もある。若者の売り手市場が広まって、若者はより良い労働環境と収入を求めてコンビニ業界から離れて行っている。

人手不足の業界:飲食業界、建設業界、警備業界、介護業界、物流業界、保育業界、コンビニ業界、IT業界などがあるが、今までと同じ労働条件ではなく、もっと働く側の事情を反映した労働条件に変わって行くと予想される。シニア層の雇用は今まで限定的であったが、背に腹は変えられない人手不足でシニア層に適した労働環境を各業界は提供せざるを得なくなる。

コンビニ業界は65歳以降の人材を積極的に雇用

働く場所を探しているシニアにとってこれからの時代はバラ色かもしれない。企業は社員の定年時期を65歳まで延長した。社会は人手不足を感じ始めている。いずれ、60歳から65歳のシニア人材は市場から消えるかもしれない。元の企業がその年齢の社員を継続して雇用するからだ。

コンビニ業界は65歳以降の人材を積極的に雇用しようとしている。コンビニに来店するお客もシニアが多くなってきているからだ。シニアのお客の対応にシニアが当たることで地域に根差したコンビニ店に成れる。コンビニ店での仕事も分業が進む。スーパーマーケットのレジ機器を見ればレジ作業が単純化され始めている。レジ担当が行う作業も少なくなればシニア男性でもやれるようになる。

コンビニが電話で注文を受けて配達するサービスを始めている。シニアスタッフを商品配達で活用しているコンビニ店もある。コンビニの清掃作業だけをやるシニアスタッフもいる。コンビニの商品管理だけをするシニアもいる。今までのように一人で全ての仕事をするコンビニ運営ではシニアが対応できない現状を反映している。

労働環境が変われば、仕事の内容も条件も変わってくる。少子高齢化が進むに連れてシニアも労働対象になる時代がやってきている。シニアが一番注意することは外で働ける状態にして置くことである。健康第一。健康でないと何も始まらない。

結論

ローソンやセブンイレブンのコンビニが積極的にシニアを雇用し始めている。シニアが覚えられない作業も分業化されて単純労働が出来るようになってきた。直ぐにでも働きたいシニアはコンビニ業界で働けないかを検討して見る価値がある。