今日、夫婦のお墓を確保した(築地本願寺の合同墓)

築地本願寺の合同墓の生前手続きを終えてその支払を本日済ませた。夫婦二人で60万円である。永代供養墓であるのでこの金額以外に費用は発生しない。分家である私は、自分のお墓を確保しなければならない。家内の父親が祖父を築地本願寺で葬儀を行い、その席に子供の家内がいた。NHKニュースで築地本願寺合同墓サービスを見た家内は、祖父の記憶が蘇ってお墓は築地本願寺の合同墓にしようと動いた。

私自身は、自分たちお墓に拘りはなかったので私達の後を継ぐ子どもたちに金銭的な負担が生まれない合同墓は良いと判断した

自分たちのお墓が従来のお墓であろうがなかろうが、重要なのは、私達夫婦がこの世に存在したということが分かれば良いことだ。姿形は無く成っても見えない世界から自分たちの子孫を見守ることが出来ると私は信じている。

面倒なことは生前に解決しておく!

63歳以降の余生で面倒なことは何であるだろうか

面倒なことが事前に分かっているのならば、元気で動き回れる内にアクションをとっておくべきだと思っている。お金は、働いているので作れる。入ってくるお金が止まってから何やら準備するのは、金銭的な不安を生む。面倒なことは必ずお金がかかるはずだからだ。

衣食住に関しては、事足りている。住宅ローンもなく、着るもので困ることもない。食べる事でもヒモジイ生活もしていない。敢えて困ることは、自分たちの老人ホームを何処にすべきかということだけだ。果たして、老人ホームに入居できるかどうか、分からない。老人ホームで生活をする上で必要な金融資産が十分貯まっているかどうかだ。

あと20年経てば、63歳の私は83歳になる。83歳まで生きられて普通の生活が出来ていれば、まだ、老人ホームに入る必要はないだろう。全ては、タイミングだ。自活が出来なくなる体になる前に老人ホームに入居して自分の席を先に確保すべきかどうか。老人ホームに入居する需要と供給が将来アンバランスになるだろう。

老人の人口が今以上に増加する。平均寿命が85歳から90歳ぐらいになれば、大部分の老人は老人ホーム探しに忙しくなる。今、団塊世代が後期高齢者になる時期(2025年)が迫っている。私のように気が早いシニアは、先に自分たちの老人ホームを確保する準備を始めるだろう。

60歳から80歳代の高齢者は、将来に老人ホームとお墓の問題に直面する。

私達夫婦は、まず、お墓の問題を先に解決した。人間誰しも必ず他界する。お墓は私達夫婦がこの世にいたということを記すマークだ。そのマークを私達は、築地本願寺の合同墓に残すことにした。築地本願寺が存続する限り私達のマークは残る。その可能性を今回60万円支払って買ったのだ。

安い買い物か、高い買い物であるかはわからないが目的は達する。

人口減少が進む地方のお墓は、管理ができなくて放棄される可能性がある。お寺も生きていくためにはお金が必要だ。檀家が減れば、家業を辞めることも選択の一つになる。お墓は自然と管理が出来なくなる。そうなる前にお墓を引っ越しする人が急増するだろう。

都会のお墓は需要と供給が合わずに高騰する。お金持ちだけが従来のお墓を持てる。そんな時代がやって来るのが見えている。

10年先、20年先を予想して先手が打てれば打っておく。私達ができることはそんな程度のことだ。

この記事「今日、夫婦のお墓を確保した(築地本願寺の合同墓)」のポイントは、

  • 生前に面倒なことを一つ解決した。自分たち夫婦のお墓を確保したのだ。
  • 築地本願寺の合同墓は、私達夫婦がこの世に存在したというマークを子孫に残すためだ。
  • 残る面倒なことは、何処の老人ホームを終の棲家にするかだろう。

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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