シニアに仕事を!年齢にあった仕事を!

65歳を過ぎると複雑な作業や計算が伴う仕事は高齢者にとって負担になる。自分の専門分野の仕事であれば、慣れているので問題が無いが、そんな仕事はほとんどないのが現実だ。慣れない仕事や作業は単純でないと駄目かもしれない。高齢者の頭は、自分が思っている以上に柔軟性が欠けてきている。

高齢者の年齢にあった仕事とは、一体どんな仕事なのだろうか? 

新しい未経験の仕事は駄目だろう!覚えるのに時間がかかるから・・・ 

シニアがドローンを使うならば何に使うのか?

Drone R

dron(ドローン) という大人のおもちゃをシニアが使えるようになるとどんな使い方が出来るだろうか。ドローンは室内であれば、遊ぶ上で制約はない。現在販売されているドローンは、飛んでいる時間が短時間(15分間ぐらい)であるので商用用途で使えない。商用利用で使うドローンは、特注品になるだろう。

でも、ドローンを使う環境や法整備が整ってくればあとは製品の滞空時間が延びれば良い。

ドローンをこんな風に使いたい!

シニアがお金以外で心を豊かにしたいならば

生活は貧しくとも心は豊かにしたい!と思っている高齢者は多いのではないか。私もその一人だ。お金を求めると際限がなくなり、欲が欲を呼び始める。若い頃は、お金で生活が回っていた。今もあまり変わらないが、なんとかお金以外で心を豊かにしたいと思っている。

自宅から歩いて駅に向かう途中に何処かのおばあさんが道の脇に生えている雑草を刈り取る作業をしていた。刈り取ったあとは綺麗になっていた。この掃除はおばあさんの社会貢献の行為なんだろうなと直ぐにわかった。

自主的に行う社会貢献活動は人に知らせることなく誰かが見ている。お金を使わない社会貢献は個人レベルでも出来る。多くの人が通る道がゴミで汚ければ朝早くゴミ拾いをしてきれいにしてあげる。その行為で道を通る人達は良い気分になれる。

年金プラス他の収入源を確保するにはどうするのか?

生きる目的があると生きやすい。与えられた時間があるとしたならば、その時間を満足が行くように使い込む。人生の半分以上を過ごして来た65歳の私。20歳代、30歳代、40歳代の人達と違ってある程度の人生を終えている。子供を育てて独立させ、住宅ローンも返済し、衣食住という基本的な生活を満たしながら今を迎えている。

人生は、100年に伸びようとしている。第2の人生を楽しむ時間がある。いつ他界するかは神しか知らないが、他界するまで自分の持ち時間を満足が行くように使いたい。

快適な第2の人生を送るにはいつもお金が先にくる。節約、節約で質素な生活だけでは老後の生活に潤いがない。何らかの形でシニアがお金を稼ぎ、経済的に自活で来る道を確保する必要が有る。年金収入だけに頼り始めると精神的に余裕がなくなる。ゆったりとした気分で好きなことをして生活を楽しむためにはどうしてもある程度の収入を年金以外から稼ぐ必要が有る。

シニアは自分の経験とスキルを情報として販売できるのではないか?

本を買う。本はあるテーマで整理された情報が多い。インターネットで情報を販売する「情報商材ビジネス」がある。多くは、一攫千金的な情報を販売しているが信憑性が無いので情報商材は決して買わないほうが得策である。

お金儲けの情報商材は、買う人がカモになっているという事実を忘れないでほしい。お金儲けが一攫千金的な情報商材で出来るならば、誰もがお金で苦しむことはない!現実は、一攫千金のビジネスを探し求める人が多いということである。世の中で第三者が公然と一攫千金的なビジネスの情報を提供することはない。必ず、秘密にしておくのが当たり前。それを公開したら、そのビジネスが成り立たなくなる。そんなバカなやつはいない。

それは、カモを探すための騙しの情報だ。決して一攫千金的な情報商材は買わないことだ!!

自分の経験とスキルを情報として価値をもたせてお金を稼ぐ

カフェを仕事場として使うテレワーク時代:最適な環境を提供しているカフェは?

私はノマドワーカーとして18年間カフェを仕事場として働いてきている。インターネットビジネスをしているのでネットにアクセスできる場所であれば、場所を選ばない。そこでカフェを仕事場として使っている。

カフェ選びは使う人の好みとニーズで個人差がある。周りに他人がいても十分仕事ができるならば、カフェの環境でも構わない。電話が頻繁にかかってくる人はカフェは使えない。電話は外でお願いしますというカフェが多いからだ。

パソコンの画面に向かって黙々と仕事をするテレワーカーならば、カフェは仕事場として使える。ただ、気をつけなければならないことはWeb会議などで使うのには向かない。Web会議は静かな場所でプライバシーを保てなければならない。

参考までに仕事場として使ってきたカフェについて良い点と悪い点を書いてみたい。

プレミアムフライデーはもう死んでいる!

2017年2月24日(月末の金曜日)にプレミアムフライディーが施行された。プレミアムフライディーとは、

個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すことで、
(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる
(2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる
(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる
といった効果につなげていく取組です。
(引用先:経済産業省

premium friday 

大企業では、月末の毎金曜日が午後15時で仕事が終わる。早めに仕事を終えて家庭に帰るか、どこかで遊ぶかだ。すべての会社が毎月末金曜日が午後15時で仕事を終えられるというわけではない。それが出来る会社と出来ない会社がある。努力義務である。

2019年11月22日現在、プレミアムフライデーは生きているのか。こちらのプレミアムフライデーのホームページで活動状況を調べられる(各県とジャンル単位)。神奈川県は、活動が止まっている。全国のプレミアムフライデーのキャンペーンやイベントも無いに等しい。

自分の強みで自活するシニアになるには

居酒屋で働く料理人の時給が1600円だったから料理の経験とスキルを活かして居酒屋で働いていたという50歳代の男性。時給が居酒屋の都合で950円に下げられて解雇されたと言う。自分のスキルや経験を売り物にして雇用される労働者は、雇用を自分でコントロール出来ない。働いている会社の経営がおかしくなれば、給与も時給もカットされる。

多くの会社員は、そんな労働環境でお金を頂いている。定年退職してからもお金を誰からか頂く生活を続けられるならば、それが理想だろう。政府も65歳まで再雇用しろと企業にその要求を押し付けている。それが出来る会社と出来ない会社がある。

自分のスキルや経験に自信がある人は、その能力でお金を稼ぐ努力をすべきだろう。それが今の社会の時流である。シャープ、ニコン、東芝、日産、パナソニック、NECなどの大企業は大規模なリストラをやってきている。スキルと経験がある社員をリストラしている。雇用される身というものは、自分で自分の人生をコントロール出来ない。

国民年金の収入だけで生活が出来ない妻の老後費用をどうするべきか?

家内は専業主婦である。万が一、私が他界したらお金を稼げない。収入は国民年金だけになる。最大で月額6万4000円ぐらいだ。この額で生活は出来ない。多少の金融資産があっても国民年金だけでは生活は非常に難しい。男性よりも女性の方が経済的に苦しい老後を送る事になる。

夫が生きているうちに出来るだけ妻に収入を与える仕組みが必要だ。同時に国民年金の額を増やしてあげるべきだろう。一番良いのは夫が健康で長生きすることかもしれない。夫婦ともに普通の生活が続けられれば、夫婦の年金収入と今までの貯蓄で生活が成り立つ可能性が高い。

夫が出来ることは年金収入以外の収入を生きている間に作って妻に残しておくことだろう。

遊び名刺で老後のライフスタイルを作り直す

会社を卒業したシニアは今までの自分を表現してきた会社の名刺を失う。名刺を失うと新しく知り合った人に自分という人間を理解していただくのが難しくなる。相手の名刺だけ頂いて、自分の名刺を渡せないという気まずさを味わう。

シニアのライフスタイルは、会社員時代の生活スタイルとだいぶ違う。自分の居場所を自分で見つけなければ精神的に苦しむ。新しいライフスタイルを作り直す事ができれば、老後の人生も楽しくなる!まずは会社から離れた自分をどう表現するべきかを考えることから始まる。

老後のライフスタイルはそのスタイルに合う自分の名刺を作ることである。名刺は自分という人間を知ってもらうためのツールである。新しい人間関係を作る上で自分が作る名刺が役に立つ。