60歳代はお金稼ぎ、70歳代はNPO団体で暇つぶし、求めるものが変わる

先日、私が所属するNPO団体の定例会に参加してきた。参加したメンバーの年齢が70歳以上のシニアたちである。既に第二のキャリアとして転職した会社を卒業して時間を持て余しているシニアたち。NPO団体での活動が生き甲斐になっているシニアも多い。私のように60歳代のシニアは数える限りである。

定例会では、既に生活上お金稼ぎと言う視点で活動していない人が大半。年金と老後の蓄えで生活が出来ている70歳以上のNPOメンバーがほとんど。60歳代のシニアは、NPO活動以外に自分なりの営利ビジネスをやっている人が多い。私もそうだが、60歳代は自分たちの老後のために稼げるだけ稼がないと後が無い。

60歳代はビジネスを意識して生活を送り、70歳代は隠居の生活を楽しむためにNPO活動をしている。

自分の夢を実現させるシニアの生き方が問われる

Work at cafe

63歳があと数週間で終わる。64歳がやってくる。2019年に私は64歳になり、この年に何を実現しようとするかが問われ始める。体は、老化していく。老化が酷くならないように週2回の筋トレは欠かせない。タンパク質が多い肉や魚、そして、野菜をバランスよく食べる。老化が年齢で進んでも病気にならない健康な体は意識して作っていく。

I have a Dream! マーティン・ルーサー・キング・ジュニア マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが人種平等と差別の終焉を呼びかけた英語の演説タイトルである。誰にでも夢があると私は思っている。私の夢は、毎年生まれてくる。64歳になったら、こんな夢を実現したいと。

こんなことをやりたい、こんなことをしたい!と何度も思うと夢は実現する

65歳からシニア男性の人生を楽しませる方法とは?

多くの65歳を過ぎたシニア男性が1日、1週間の時間の使い方で困っている。私のように自営業でお金を稼ぐ仕事があるシニアは、仕事に専念できる。仕事がないシニアは、何に専念すれば余生の生活を楽しめるか分からない。普通の物の考え方で老後の生活を考えているとつまらない時間の使い方をしてしまう。 

自分の人生に刺激をもたらす時間の使い方さえ出来れば、何かに専念する楽しさを味わえるのではないだろうか。シニアが気にすることを考えてみる。健康、仕事、お金稼ぎ、旅行、料理などのキーワードから何か追求してみたいことを探し出しことから始まる。私の知人たちは関心がある物の情報を利用して広告収益ビジネスを展開している。

ホームページを特定の情報でまとめることで興味を持つ読者を集める。集客ができれば、そこで広告を掲載する。昔ながらのインターネットビジネスであるが暇な時間をお金に変えて余生を楽しんでいる。

会社の仕事がテレワークやリモートワーク形式になればシニアにも働く機会が広がるのでは?

元気で健康的である「暇なシニア」が一斉に働き始めたら日本の社会は大分変ると私は思っている。当然、働きたくないと思っているシニアは別だ。働く気持ちがあるがやってみたいという仕事が見つかっていないから暇をしているシニアが対象になる。

これを可能にするには、シニアのための会社組織が生まれなければ難しい。シニアが快適に働く労働環境は、現在の会社組織の環境と違う。私がもし会社組織で再び働き始めるならば、こんな組織で働きたい。

コロナ禍でテレワークやリモートワーク形式で仕事をこなす会社が増えてきている。新しい生活様式で仕事の内容も形態も大きく変化し始めている。オフィースで上司の監視下で働くこれまでの働き方から自己管理で成果を出すテレワークやリモートワークにシフトし始めている。

暇をして働きたくても働けないシニアにとってテレワークやリモートワークはチャンスである。年令や性別で仕事を任せるのではなく、仕事の成果で労働者を雇用するベースが出来てくる。

62歳で起業するならば何をする?

ビジネスは現状維持ではだめだ。絶えず新しいビジネスの種を見つけてお金を生む仕組みを構築し、試行錯誤をする必要がある。既に私はビジネスを展開しているが、敢えてこの歳で新しいビジネスを始めるならば・・・・という仮定で5年先、10年先に稼げるビジネスモデルを作り出さねばならない。

今のビジネスで稼いでいる売上は、次のビジネスの柱を育てるための生活費と資金になる。

これから起業したいシニア(同世代)ならば、何を考えるべきなのだろうか。

私ならば、3つのことから始める! 

「自宅にある物を使い切る生活」で出費を抑え老後の生活に備える

会社に出勤する生活から離れるとスーツやネクタイを着る必要が無くなる。夫婦で気取った外食をする時ぐらいかもしれない。この10数年、新しいスーツを購入した事が無い。買った洋服は、ジーンズが多い。ワイシャツは、消耗品であるので2年に一度まとめて買っている。下着などは、3年に一度で済んでしまう。着る物はシニアになると買わなくなる傾向がある。今あるもので十分間に合うからだ。

シニアが起業するとスーツを着だす。ネクタイが必要になる。ワイシャツも新しい物を求め始める。洋服にお金が出て行きやすい。身だしなみが重要だからだ。老いて来ると風貌が悪くなるので身だしなみでカバーする必要がある。起業は最初にお金が出る。出来るだけ自宅にある物を上手く使い切ることを考えないと使わない物が自宅に溢れ始める。

年齢が70歳を過ぎれば働く場所も限られる。アルバイトやパートの仕事では別に身なりを気にする必要が無く、提供されるユニフォームを着用する。身なりを気にする時は暇を潰すためにどこかに外出する時ぐらいかもしれない。TPOに合わせた服装で身綺麗にすることになる。

洋服は溜まりやすい。捨て時を忘れるといつまでもタンスの中で眠ってしまう。使わないと消費されない。先日、ブランドPoloのジャケットを捨てた。ジャケットを着てリュックを背負い続けたらリュックと接する腰あたりが擦り切れてしまった。生地がリュックの摩擦に耐えられなかった。

他のジャケットでは同じようなことが起きていなかったのでこのジャケット特有の弱点であったと思う。ジャケットやスーツなどは長持ちする。頻繁に着続けないと消耗しない。最近、スーツを着た記憶が無い。年に数回着ることがあれば良いほうである。

一度、洋服ダンスに眠っているスーツやジャケットの数を数えてみることをお勧めする。元気で健康なうちにスーツやジャケットは意識して着潰さないと後でもったいなく感じて捨てられなくなる。

ハワイで1か月間のロングバケーションを夫婦で過ごすならば・・・

今またハワイが人気のようだ。コンドミニアムを1か月借りて老後の生活に変化を求める。気候が良く、ゆっくりでき、美味しい食べ物が沢山あるハワイで1か月間のロングバケーションをしたい。私たち夫婦はハワイを何度か旅行した経験がある。その時の旅行は幼い子供たちも一緒であったのでいわゆる観光旅行であった。

子供たちが大人になって巣立った今、二人だけの生活に変化を持たせる意味合いで環境や生活習慣が違った海外で1か月間ぐらいのロングバケーションに行って見たいと思い始めた。

ハワイ・オアフ島のコンドミニアム1か月間の滞在費は、1室20万から25万円ぐらい。後、費用が発生するのは、足となるレンタカーか、自転車、そして、食費だ。毎日外食とはならないので食費は朝と夜は自炊にして昼だけを外食にすれば安くつくはずだ。

観光客にならないで現地住民と同じ生活をすることが一番良い!

65歳になったら、何をしたい?

今年、65歳になったシニア男性である。元の会社で働いていた同僚は今年会社を卒業する。起業している私の生き方とこれから組織を離れて第二の人生を送る同僚とは生き方が違ってくる。一つ共通する点は、年金をもらえる事である。

起業して15年になる。このビジネスが続く限り、または、新しいビジネスにつなげていく限り私は働き続けると思う。年金受給は今まで給与から支払っていたお金が利子とともに帰ってくるというイメージしかない。不労所得として万が一働けなくなった時のセイフティーネットになる。

65歳から70歳までの5年間を一つのマイルストーンとして何をすべきか、したいかを話したい。

94歳老人の老後の生活を見て羨ましいと思う時はどんなときか?

私は夫婦で家内の父親を介護支援している。94歳になる老人であるが、実家で一人生活を続けている。義母は老健施設でリハビリ生活を送っている。毎週、1泊2日で横浜から東京の実家まで出かける。月4回の介護支援なのだが、横浜から東京まで自動車で行って1泊して帰ってくる労力は負担になる。

実質2日間、仕事らしい仕事が出来る時間を確保できない。インターネットの仕事であるので実家でも仕事は出来るが、集中しない。介護支援の仕事をやり終えた後に仕事の時間が生まれるのだが、1時間から2時間ぐらいしかない。

家内の父親であるので家内の希望に従う感じで介護支援をしている。94歳義父の老後の生活は、一言でいって羨ましい。こんな生活を送ることが出来れば、私の老後も楽しくなる。

海外、国内で1ヶ月ぐらいの長期滞在を楽しみたい!

life I want

インターネットでビジネスをする特典は、時間と場所で生活が制約されないと言うことだ。自宅でも、海外の宿泊先でも、国内の民宿でもインターネットに繋がれば仕事が出来てしまう。その特典を最大限に使う楽しさを味わいたい

インターネットでお金が自動的に降ってくるストックビジネスを確立できれば、自分のスケジュールでやりたい事が出来るようになる。

夫婦で国内外の旅行を楽しみながら、その体験をビジネスに生かす!