家内の両親の介護を昨年12月からやっている。そのため、自分の生活リズムが家内共に狂った。週2回行っているスポーツセンターでの筋肉トレーニングもできなくなった。今日は、久しぶりにスポーツセンターで体を鍛えた。筋力が落ちている。継続して筋肉を鍛えないと筋力は知らないうちに落ちていく。
シニアが起業する上でも同じようなことが言える。
起業は、失敗の連続から成功する。やり続けなければ、うまく行かない。小さなリスクを取りながら小さい失敗をするやり方がシニアの起業方法だ。
なぜ、シニアの起業が必須になるのか?
年金以外のお金が毎月入ってこない老後生活は、介護生活を迎え始めると破たんするからだ。自分、または、家内のどちらかが介護サービスを利用し始めると介護保険ではカバーできないため自己負担が増える。介護保険の範囲だけで介護サービスを使う場合は、家族の誰かがいつも付き添う生活を強いられる。それが、自分、または、妻のどちらかであってもだ。
介護サービスを受け始めると金融資産がある、ないでは老後の生活が天国か地獄かになる。
年金だけに頼らない現金収入を得る起業が求められる理由だ。年配の労働者を厚遇する企業はほとんど無いし、自分の都合は後回しになる。雇用される立場は、年配者であるほど弱い。
シニアは、定年退職後すぐに起業の試行錯誤を経験すべきだ。会社員は、組織の歯車として教育されているため自分の手足でお金を稼ぐという経験が少ない。自信もない。経験も無いので何をどうしたら良いかもわからない。体の自由が利くうちに、退職金があるうちに、小さな冒険、起業という冒険を体験すべきだ。
起業には何度も失敗しながら自分に欠けているスキルを学ぶ時間が必要だ。
75歳を過ぎると健康面で体の不調が訴える人が多くなる。 そうなる前に自分のビジネスを確立して年金以外の収益を蓄えるのだ。同時にお金が自動的に空から降ってくるストックビジネスモデルを作り上げることだ。知的生産でお金を稼ぐビジネスモデルがストックビジネスだ。
物理的に体を動かして汗水たらす労働ではなく、知恵を使ったサービス労働だ。典型的なストックビジネスは、インターネットのウエブサービスである。インターネットでターゲット客を集めて自分独自の市場を作り上げれば、釣竿を作り餌を針に付ければ魚は釣れやすい。
集客が自分で出来れば、お金が稼げる道具、釣り竿と餌を用意すれば魚は釣れる。インターネットビジネスは、可能性でいっぱいだ。ユニークであればあるほどビジネスになりやすい。誰もやっていないサービスほど競争がない。自分が持っているリソースを棚卸してこれだと思うビジネスをインターネットでやってみることだ。
小さな投資で小さな失敗を繰り返すことがインターネットでのビジネスを成功に導く経験を生み出す。継続こそ力なりだ。