虫歯予防、フッ素濃度が950ppm以上の歯ブラシ粉を使う

昨年から自分の歯の健康を維持する意味で年に1回予防歯科に行っている。老いて来ると歯を失い始める。個人差はあるが、部分入れ歯から全入れ歯にする人も増えてくる。食べ物を噛むための歯がなくなると直接健康に影響する。口から入る食べ物を消化しやすくするための歯であるので、失わないように健康管理をする必要がある。

虫歯予防で重要な事は(1)歯磨き習慣と(2)歯ブラシ粉のフッ素濃度である。フッ素の効果は3つある。

  1. 歯質強化
  2. 再石灰化の促進
  3. 細菌の酸生産抑制

普通の歯ブラシ粉ではフッ素濃度が高くない。高くでも950ppm程度である。もっと高濃度のフッ素が入っている歯ブラシ粉を使えば虫歯予防が強化される。

歯茎や歯の隙間にある食べかす除去と1450ppm濃度のフッ素歯ブラシ粉

今日、年に1回の歯の健康チェックで予防歯科に行っててきた。所要時間は、20分ぐらいで終わった。歯医者からのコメントは、「歯石があまり付いていませんね。歯磨きが良いのでしょう。」であった。私は、1日1回しか歯を磨かない。それも夜寝る前に5分ほど磨くだけだ。

虫歯がない67歳

虫歯や歯石は夜寝ているときに作られる。食べかすが歯茎や歯の隙間にあるとそれが問題を起こす。朝や昼間は唾液が虫歯の原因を防いでくれる。唾液には殺菌作用がある。この意味合いで朝や昼間に歯を磨く必要はない。もし、朝や昼間に歯磨きをするならば、ブラシと水だけで口の中に残っている食べかすを取り除くためにする。

私の歯は上と下に虫歯の一部を削って金属でかぶせている歯が2つずつある。 それ以外の歯は至って健康な歯。67歳の年齢にしては健康な歯をしている。この数十年間、虫歯になっては医者に行ったことがない。あるのは、かぶせている金属がガムをかんでいたときに取れたときである。

以前、歯医者で言われたことは、コーヒーか、紅茶の色素が歯の裏側に付着して汚れていると言うこと。コーヒー好きであるのでコーヒーの色素が付きやすい。予防歯科に通い始めて歯の健康に注意し始めたら、歯石や虫歯が近寄らなくなった。

私の歯磨き方法

  1. 歯磨きは1日1回、夜寝る前に5分ほど。
  2. 歯磨き粉の量は、歯ブラシに一寸色が付くぐらいで沢山付けない。研磨剤が多くなると歯が削られる。
  3. 歯茎や歯の隙間に入った食べ物かすを取るために歯ブラシを縦、横のブラッシングをする。
  4. 高濃度フッ素配合<1450ppm> の歯ブラシ粉、シュミテクト フレッシュ&クリーン【医薬部外品】

この4つのことを1年以上続けている。その結果、虫歯も歯石も寄りつかなくなった。

一般的に虫歯予防をするときに目安になる歯ブラシ粉の要素がフッ素の濃度である。歯ブラシ粉に入っているフッ素の濃度が950ppm以上になっている歯ブラシ粉を使うと良い。私は高濃度フッ素配合<1450ppm> の歯ブラシ粉、シュミテクト フレッシュ&クリーン【医薬部外品】を使っている。

虫歯は寝ている時に作られる

歯ブラシ粉を沢山付けないという理由は研磨剤がたくさんブラシに付くので歯ブラシが歯を傷つけてしまうからである。歯磨きの基本はバイ菌に口の中にある食べ残しを餌として与えないことである。これさえ忠実にやっておけば、歯石を作らないし、虫歯にもならない。

毎食後に歯磨き粉で磨く必要はない。歯磨き粉の研磨剤で歯を傷つける可能性が高くなる。歯ブラシと水だけで食べかすを取り除くだけでかまわない。虫歯を作るバイ菌は私たちが寝ている時間帯に暴れ出す。夜、バイ菌に餌を与えないように寝る前に高濃度のフッ素が入っている歯ブラシ粉でしっかり歯磨きをすることである。

結論

シニアの健康を維持する上で「歯の健康」が重要になる。多くのシニアが虫歯で自分の歯を失う。差し歯、部分入れ歯、インプラント、総入れ歯をしないと普通の食事ができなくなる。食べるものが普通に食べれなくなる虫歯はシニアの老後を台無しにする。

健康な歯を今以上に悪くさせないためには歯磨き習慣と高濃度のフッ素が入っている歯ブラシ粉を使うことである。虫歯は夜作られるので寝る前にしっかりと歯を磨くことである。バイ菌の餌を取り除き、高濃度フッ素で歯を守る。