70歳を過ぎたシニアが自動車を買い換える時期はいつ?

私は70歳で自動車の免許証を返納する予定である。緑内障で視野が狭くなってきているため、運転が出来ても気が付かないうちに事故を起こすリスクを高めていると思うからだ。自動車は人を殺す武器になる。その加害者になりたくない。自動車の免許証を失う事で足の自由が効かなくなるが、自動車事故で他人に被害を加えるよりはマシ!

多分、70歳のときに受ける事前免許証更新の試験を通ることが出来ないと思っている。70歳まであと5年ある。今の緑内障の状況を見れば、右目と左目の視野は、自動車の運転を難しくするのは確かである。

幸運にも家内が運転することが出来る。今使用しているプリウスは、事故を防止する機能がゼロである。いずれ買い換える必要が出てくる。老人が安心して自動車を運転できる機能が装着される時期に買い替えを検討している

70歳を過ぎた老人にあった自動車

自動車を買い換える資金があるときに最低でも自動ブレーキ標準搭載の自動車を検討すべきである。2020年から日本でも世界40カ国でも義務化される。2020年以降から自動車メーカーは、自動ブレーキ標準搭載の新車をどんどん発表してくるはずだ。

既に自動ブレーキ標準搭載の自動車は販売されているが機能面で100%安全であるというレベルに達していない。精度と安全性を見極めて買い替えを検討すべきである。 

自動運転機能がある自動車が増えてきた時期

私が現在のプリウス(2014年に購入)を買い換える時期は、私が自動車の免許証を返納するタイミングである。あと、5年先。5年の間に自動車の安全性は今よりも格段に進むと思う。自動運転機能も当たり前になっているかもしれない。ガソリン車よりも電気自動車が主流になっている可能性が高い。

この先5年のうちに大規模な買い替え需要が生まれてくる。ガソリン車から電気自動車、そして、自動ブレーキ標準搭載の自動車から自動運転の自動車にシフトするだろう。

今の新車は、まだ、安全面で中途半端である。自動車を買い換えるのは、2020年以降がオススメだ。老人にとって一番安全な自動車は、自動運転機能がある自動車だ。乗っている老人は自動運転が正常であるかどうかを監視するだけで良くなる。それぐらいならば、視野が狭くなっている私でも出来る。

自動運転の自動車が普及する時期ならば、免許書更新の試験も変わってくる。もっと、老人に優しくなる。返納しなくても良くなるかもしれない。 

2020年から40カ国・地域が「AEBS」と呼ばれる自動ブレーキ搭載を義務付ける

交通事故防止や被害軽減を目的に2020年初めから乗用車や軽商用車への標準搭載を予定しており、カメラやレーダーにより前方車両や障害物を検知、危険と判断した場合に車両を自動停止させます。(引用元:自動ブレーキ標準搭載の義務化

どうしてもこの2年、3年先に自動車を買い替えたいならば、AEBS自動ブレーキ標準搭載の自動車の中で一番安全機能が高い車種を購入対象にすべきだ。

私も家内も自動車の運転に若いとき以上に気を使っている。老化による機敏性の低下と視力の衰えの面で運転ミスをする可能性が高くなっているからだ。

70歳から80歳以上の高齢者が運転している自動車を見ると不安を感じる。ちょっとしたミスで交通事故を起こしやすい高齢者たちであるからだ。どんなにベテランの高齢者でも老化による影響は避けることが出来ない。

自動車のデザインよりも事故を起こさない安全機能で自動車を買い換える

老人が自動車を買う時は、ブランド、デザイン、価格で決めるのではなく自動車の安全機能で選択すべきである。事故を起こさない機能で一番優れている車種に絞ることで交通事故の加害者にならない。

老いてからの罪悪感は、精神的に凄く重い。残された人生は、罪悪感から逃れなくなる。そんな事態に成らないように安全面で最高の性能を持つ車種にすべきである。

自動車の安全性は、少しぐらい高くても投資する価値がある。交通事故で発生する被害額は保険でカバーできても加害者になったという精神的なストレスは後々まで続くからだ。私は、余生を交通事故で台無しにしたくない。加害者にならない物損事故であれば、お金が解決してくれるが被害者が出る交通事故はなんとしても避けたい。

そんな気持ちがある。今まで交通事故は起こした経験がないが、被害者の立場を考えたら誰もが加害者になりたいとは思わないだろう。高齢者は、自動車で加害者になる可能性が高い。自分でリスクを下げられるなら、下げる努力をすべきだ。

結論

  • 今の新車は、まだ、安全面で中途半端である。自動車を買い換えるのは、2020年以降がオススメだ。老人にとって一番安全な自動車は、自動運転機能がある自動車だ。
  • 老人が自動車を買う時は、ブランド、デザイン、価格で決めるのではなく自動車の安全機能で選択すべきだ。事故を起こさない機能で一番優れている車種に絞ることで交通事故の加害者にならない。