介護付き有料老人ホームの資料請求で経験する嫌なこと

義父のための介護付き有料老人ホームを探す。ウエブ検索をして候補になりそうな老人ホームを調べ、資料請求をした。資料が宅急便で届いたら直ぐに資料請求先のA老人ホームの営業マンから電話があった。電話の内容は、実に迷惑な電話内容であった。

「ご請求なさった資料が届いているかの確認の電話です。もし、内容に不明瞭な点が有りましたらご連絡ください。」という電話であった。

私にとっては、資料請求で内容を理解するためだけに取り寄せたのであって忙しい時に電話を受ける依頼をしたのではなかった。宅急便であるので確実に到着している。依頼側がトラッキングできるはずだからだ。それが分かっていながら営業をしてきている。

お互いの時間の無駄?いや、私の時間の無駄だ!相手は営業目的で電話をかけているからだ。介護付き有料老人ホームは、営業しなければ入居者を集める事が出来ない状況なのだろうか。

介護付き有料老人ホームを探す時に注意すべきこと

別の介護付き有料老人ホームの営業マンから2度営業の電話を受けた。この営業マンは、長谷工コーポレーションの介護サービスグループ会社の営業マンであった。1回目の電話は、請求した資料を宅急便で送ったという連絡電話であった。2回目の電話は、A老人ホームの営業マンと同じで依頼された資料が届いているかどうかの確認電話であった。

売りが強い会社は要注意

他の介護付き有料老人ホームからは資料だけが送られてきただけだ。どの世界でも売りが強い会社は要注意の会社である。その理由は人気がある介護付き有料老人ホームは何もしなくてもお客が集まってくる。

夜の新宿の路上で客引きをやっている営業マンと同じ。営業しないとお客がやってこない介護付き有料老人ホームほど安心できない。

人生の先輩たちに介護付き有料老人ホームの選び方について助言を先日の飲み会で聞いてみた。共通したチェック項目は、(1)自分の目で現場を確かめる事と(2)働いているスタッフの雰囲気だ。受付対応のスタッフは当然ながら笑顔で応対するが、実際に仕事をしているスタッフの雰囲気はコントロールが難しいはず。生き生きと働いているスタッフが大勢いれば、安心して老人を託す事が出来るという。

こちらが望まない電話営業フォローアップ

2度電話をしてきた営業マンに対して我慢が切れた。私は相手の確認電話に対してこんな応対をしてしまった。

B営業マン:「先日宅急便で送付しました資料がすでに届いているかと思いますが、どうでしょうか?」

私:「いいえ。資料は届いていません。もう、電話は結構ですので・・・ガシャン!」

後で家内に聞いたら、B営業マンの老人ホームからの資料は届いていたという。訂正するのも面倒なので忘れることにした。こんな気持になったのは資料請求をした老人ホームから何度も営業電話が来ることである。興味があればこちらから電話するのが自然である。

介護付き有料老人ホームは料金が全般的に高い!

どの介護付き有料老人ホームも料金が高い。それぞれ独自の特徴を資料でアピールしている。老人ホームに入居する老人のニーズが違うからなのだろう。

義父は、介護支援1で自分で自立した生活を現在している。そんな義父を車椅子生活をしている人が多い老人ホームに入居させたくない。出来るだけ、現在の生活スタイルが維持できる環境を提供している介護付き有料老人ホームを探したいと思っている。

取り寄せた資料を眺めてサービス内容とコスト、そして、ロケーションをチェックした。それ以外の事は実際に現地を視察して検討するしかないと思っていた。それにしても東京と神奈川県では月々の料金で10万円以上の差がある事に驚いた。

自宅に近い場所にある老人ホームで義父を見守る

義父が東京都に拘らなければ、私たちが面会に行きやすい神奈川県横浜市辺りにある環境の良い介護付き有料老人ホームを見つけることができる。幸運にも自宅から近い場所に木下の介護:有料老人ホームが見つかった。金額的にも何とかなる感じであった。

体験入居を1週間ほどして義父の意向を聞いた。大変気に入ったと言うのでその場で入居手続きをした。その時からもう1年が過ぎた。後で幸運であったと気がついたのは木下の介護はコロナ感染対策で十分な体制を整えている有料老人ホームであるという事実である。

義父も老人ホームの生活に慣れて友達もできて刺激ある老後生活を送っている。今年の春には義母も同じ老人ホームに入居させる予定でいる。義母はまだ老健施設でリハビリ中。二人共年齢が90歳を超えているのでできるだけ早く一緒に生活が出来る環境を整えたい。

結論

年齢が90歳を超えれば老人ホームでの生活が当たり前のようになる。一人で身の周りの世話が出来なくなるからだ。介護付き有料老人ホーム探しは時間の問題である。本人の希望を聞きながら老人ホームを探すのだが、ホームページから資料請求を依頼すると要らぬ営業電話で迷惑を被る。

今考えれば、資料請求をしないで予約無しでいくつかの介護付き有料老人ホームを訪問すべきであった。訪問先の老人ホームの資料はその時にもらえる。要らない営業電話を受ける可能性も無くなる。資料請求にはフォローアップ営業電話がついて回る。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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