マイナンバー通知カードが届いて直ぐにスマホ経由でマイナンバーカード登録を行う。区役所でマイナンバーカード受取手続きを終えて実際にICカードを入手した。区役所でマイナンバーカードを受け取るには、必ず、事前予約をする必要がある。
マイナンバーカードを取得してから何回使ったのか振り返ってみる。
- コンビニで住民票をマイナンバーカードを使って取得した
- 年金事務所で身分証明書として使った
- 確定申告の個人認証で使った
この3回しか無い。個人事業主であるので色々な手続きでマイナンバーカードの登録は必要であったのだが、これを持っているとお得かど言えば全然そんな印象はない。
マイナンバーカードの取得、その価値はあるのか?
マイナンバーカード取得手続き
区役所のマイナンバー窓口に電話してマイナンバーカード受取手続きの事前予約を行う。日時を決めて以下の書類を持参する必要がある。
- マイナンバー通知書
- マイナンバー交付通知書
- 本人確認資料(運転免許証、健康保険書、パスポート、住民基本台帳カードなど)
- 認印(万が一のために必要な場合がある。通常は使わないが。)
手続きは、2ステップで行われる。
ステップ(1)上記資料を使った本人確認
ステップ(2)マイナンバーカードで使われる電子証明書のパスワード設定
マイナンバーのパスワードは4つ設定することになる。
1.個人番号カード用(住民基本台帳用) 4桁数字(1から3までのパスワードは1つに統一できる)
2.券面事項入力補助情報用 4桁数字
3.利用者証明用(電子証明書用) 4桁数字
4.署名用(電子証明用) 6桁~16桁アルファベットと数字混合
上記の設定は、タッチ画面のパソコンで行われる。このパスワード設定を完了した後に自分のマイナンバーカードが手渡される。
重要:マイナンバーの有効期限
マイナンバーカードは、発行日後10回目の誕生日まで(20歳以上の方)、20歳未満の方は、発行日後5回目の誕生日まで有効である。
更新時は、今回と同じように住民票のある市町村の窓口に出向いて本人確認を行い更新手続きを行う事になる。あと、マイナンバーカードを使って電子証明書を利用できる有効期間が発行後5回目の誕生日までである。この更新手続きも住民票のある市町村の窓口に出向いて本人確認を行い更新手続きを行う事になる。
注意点:
- 発行日後10回目の誕生日まで有効
- 電子証明書として利用できる有効期間は発行後5回目の誕生日まで
- 更新手続きは住民票がある市町村の窓口に出向いて本人確認を行い更新する
マイナンバーカード受取手続きは、30分ぐらいで終える。いつも所持しておく必要が無いので紛失しないように大切にしまっておくことになる。
マイナンバーカードの不正が行われないように実際に本人が区役所に出向いて本人確認をする方法は、面倒だが良い方法だと思う。米国のソーシャルセキュリティーナンバーを私は持っているが、一度発行したら二度と本人確認をしない。マイナンバーカードに有効期限を設定するのは健康保険カードと同じで不正防止になる。
マイナンバーカードを急いで取得する必要があるか、どうか?
私の妻、知人の妻たちもマイナンバーカードを取得していない。働いていないのでマイナンバーカードを使って確定申告をする必要もない。身分証明書としてマイナンバーカードを使うという利便性はない。パスポートや自動車運転免許証で十分であるからだ。
マイナンバーカードの交付枚数(19年11月1日時点)
人口全体の約14.3%しか取得されていない。年齢的には60歳から70歳代までが比較的多く取得している。
結論
起業しているシニアはマイナンバーカードを取得せざるを得ない。アルバイトやパートの仕事をしているシニアは急いで取得する必要はない。介護サービスを受ける前までに取得すれば、介護サービスを受けるときの本人確認手続きが簡単になる。
税務署にとってマイナンバーカード取得者が増えるとメリットがあるが、国民にとってはメリットがあまり感じられない。もっと国民にメリットを感じさせるような利便性が生まれない限りマイナンバーカードを取得する意味がない。