リストラを宣告された社員の反応(ピンチとチャンス)

Yahoo JAPANで働いていた時、身売りをしてYahoo JAPANの子会社になった会社の社員がいた。当然、身売りをした会社で働いていた社員は、Yahoo JAPANで働き続けられる人とリストラされる人に別れる。普通ならば、身売りした会社は倒産していたのでその会社を受け入れてくれたYahoo JAPANはある意味では人助けをしたことになる。

でも、

助けられない社員も生まれる。Yahoo JAPANで必要とされない社員たちだ。この話は、もう、10数年前に起きたこと。 Yahoo JAPANでリストラされて喜んだ人と絶望を感じた人がいた。会社同士の合併でもリストラが起きる。2社を1社にすると必ず余剰員が発生するからどうしようもない。

最近は、コロナ禍で経営が立ち行かなくなり人員整理、会社売却、会社整理、倒産などで失業する人たちが溢れている。正社員で会社にしがみついていれば安心という時代は2020年を境に消えていってしまう。自己防衛するには会社からリストラ宣告を受けて喜ぶ人に成長せねばならない。

リストラされて喜んだ人

リストラは会社都合で退職することになる。当然、翌月から失業手当を受け取ることが出来る。さらに、何らかの退職金プラス割増金なども頂ける。倒産した会社であったならば、こんな金銭的な優遇はされない。喜んだ社員は、既に再就職先が決まっている人、または、起業をする人たちである。自分のスキルに自信がある人たちになる。

絶望を感じて落胆している社員は、次に何をやるべきかを見つけられない人たち。出来るならば、会社にしがみつきたいがそれも出来ない人たちになる。会社員の80%は会社のリストラで自分の将来が経済的に不安定になる。会社員でいる間に2足のわらじを履いて給与プラスその他の収入を得ていればリストラで深刻にならない。

コロナ禍で会社側は社員に副業や兼業を許し、奨励し始める

IT企業は大企業と違って新しい仕事の仕方を試す。社員に副業や兼業を許し、または、起業支援までやり始める。副業・兼業を容認している大手企業は、ユニ・チャーム、コニカミノルタ、日産自動車、ソフトバンク、ロート製薬、みずほフィナンシャルグループ、カゴメ、HP、レノボ・ジャパンなどなど。

ソニーも副業や兼業を許している。テレワークやリモートワークが可能になることで新しい働き方や生活の仕方を見つけ始めた会社員が増えている。一つの収入に頼る生活は危ないという事実がコロナ禍で露出した。

リストラは会社員にとってピンチだがチャンスでもある

雇用される身分の社員は、いつか、必ず、勤めている会社を去る運命にある。それが、早いか、遅いかの問題。そんな運命を自覚していない社員が絶望を感じやすい。会社にぶら下がって生きて来た社員は、会社を去る時に「喜んで退職する人」と「落胆して退職する人」の2つに別れる。

このような社員の反応に直面する人は、退職手続きを担当する人事部員である。明暗がはっきり顔に出ると人事担当者は私に話してくれた。この反応は、定年退職者にも当てはまるのではないだろうか。今の世の中は、大企業のNEC、東芝、富士通、日立、銀行、証券会社、ソフトバンクなどでリストラが自然的現象のように発生している。

大企業のリストラは、中小企業のリストラと違って退職割増金が大きい。その割増金を使って起業する社員がいる。そんな社員は、渡りに船的な感覚でリストラ対象になったことを喜んでいる。普通の退職では手に入らない大金が手に入るからだ。そう感じない社員もいることも確かである。リストラ後に何をしたら良いか頭が真っ白になっている社員だ。お金は嬉しいが、時間とともにお金は生活費として使われて消えて行く。それが不安のようだ。

今いる会社に一生ご厄介になるなんて誰も思っていないのだが、会社を去る時に何をしたら良いかが分からないため不安で頭を真っ白にしてしまう。いつも、会社を首になったらこれをやるという心の準備がある社員であれば救われる。

リストラに備えよ!リストラは当たり前の時代

リストラされて喜んだ社員は、心の準備が出来ていた社員。本来、会社に努めている社員は万が一の時に沈んでいく船から脱出する準備、または、強制的に首を切られる時に助かる方法を考えておくべきである。今の時代は年令に関係なくリストラ対象になる。そんな危機感をいつも頭の中に刻み込んでおく必要がある。

不安定で大きな変化が起きている時代は、万が一の場合に自分を助ける方法を準備すべきである。危機感を感じている社員は、そんな準備をしている。危機感を感じても何もしていない社員が絶望を感じて戸惑う。この時点で過去の学歴や業績は関係なくなる。生き延びる準備をするアクションを事前に準備した、しないの違いだけである

リストラをチャンスに変えた社員は、危機管理が出来ている。コロナ禍で失業した人たちはこの大きな変化に対応できなかった。まさかの出来事である。Withコロナの時代は会社で働きながら自活できるスキルと知識、そして、経験を身に付けなければならない。

定年退職しても自活できるスキルと経験があれば、第二のキャリアを追求できる。生きがいも見つけられる。暇で苦しむこともなくなる。自活するためのビジネス活動が肉体的にも精神的にも実生活をプラスの方向に向かわせてくれる。

結論

  • 絶望を感じて落胆している社員は、次に何をやるべきかを見つけられない人たち。
  • リストラされて喜んだ社員は、心の準備が出来ていた社員。
  • コロナ禍で社員に副業と兼業を許す会社が急増し、政府も後押しをしている。
  • リストラは年令に関係なく当たり前の時代になる。自活できるスキルと経験を身につけなければ生きていけない時代。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2019年現在で13年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

© 2019 Goyat. All Rights Reserved.