遊び名刺で老後のライフスタイルを作り直す

会社を卒業したシニアは今までの自分を表現してきた会社の名刺を失う。名刺を失うと新しく知り合った人に自分という人間を理解していただくのが難しくなる。相手の名刺だけ頂いて、自分の名刺を渡せないという気まずさを味わう。

シニアのライフスタイルは、会社員時代の生活スタイルとだいぶ違う。自分の居場所を自分で見つけなければ精神的に苦しむ。新しいライフスタイルを作り直す事ができれば、老後の人生も楽しくなる!まずは会社から離れた自分をどう表現するべきかを考えることから始まる。

老後のライフスタイルはそのスタイルに合う自分の名刺を作ることである。名刺は自分という人間を知ってもらうためのツールである。新しい人間関係を作る上で自分が作る名刺が役に立つ。

今までのライフスタイルを棚卸して、「遊び名刺を作る」!

もう一度、名無しの権兵衛になる。昔は、会社名の誰それで自分の存在を認識されてきたがその会社を卒業した時点で「名無しの権兵衛」になる。会社を卒業した元会社員は皆同じ出発点に立つ。今まで持っていた名刺も消えて無くなる。新しい人とあった時に差し出す名刺がないという経験をする。

新しいライフスタイルは自分独自の名刺を作ることから始まる

新しい人との出会いに使う「自分を表現する名刺」を考える。一番簡単な事は、起業すること。必然的に自分の会社名の名刺を作ることになる。または、個人事業者の屋号の名刺になる。 ビジネスも始めていない人は名刺は作ることは出来ないが、遊び名刺を作ることは出来る。

遊び名刺とは

遊び名刺は、あなたはどのような人なのかを表現する名刺になる。読書好きなシニアならば、「読書家:〇〇○○」となる。釣り好きな人は、「海釣り専門:〇〇○○」となる。酒好きな人は、「日本酒専門:〇〇○○」となる。自分という人間を知ってもらいたい要素を代名詞にして遊び名刺を作る。

今までの人生を振り返って自分の特徴とこれからの欲望を明確にすると遊び名刺も作りやすくなる。遊び名刺につける名前は、これからこうなりたいという代名詞でも良い。それに向かって老後の生活を作り直していくだけで良いからだ。

私の名刺は、「Goyat ホームページの使い方サービス」という名刺になっている。厚生年金を受け取る前までは、ゴヤット合同会社を経営していたが、65歳時に年金を満額を受け取るために会社を清算した。その理由は、会社から給与を受け取っていると年金が減額、または、金額によってゼロになってしまうためである。それで個人事業主としてビジネスを再登録して既存ビジネスを継続している。

遊び名刺のメリット

遊び名刺を持ち始めると初対面の時の違和感が無くなる。自信を持って自分という人間を表現する遊び名刺を手渡せる。新しく知り合う方に自分のコンタクト情報を名刺で手渡せる。ユニークな遊び名刺であるとそれが話題として会話が成り立つ。名刺があると知らない人との出会いがスムーズに進むメリットがある。

老後の生活は新しい人との出会いと交流で今までと違った人生の楽しみ方を味わえる。損得を考えずに共通する興味や趣味などで横のつながりが生まれやすい。遊び名刺はそん時に役に立つ。手渡す遊び名刺の説明から自分の言う人間を理解してもらえる。

結論

仕事をやめて引退生活が始まると名無しの権兵衛状態になる。新しい人達との出会いで自分という人間を理解してもらうのが面倒になる。そんな時、自分を表現する「遊び名刺」があると相手に自分という人間を伝えやすくなる。老後の新しいライフスタイルは「遊び名刺」があると作りやすい。

 

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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