家内の父親から介護付き有料老人ホームを探してほしいと依頼された。義父は、義母が老健でリハビリ中であるため一人で生活をしている。91歳の老人がなんとか一人で生活ができているが、先日、部屋で転んでしまい自分で起き上がるのに苦労したという出来事があった。
以前の義父は、自分の体に自信があった。転んでも起きれると思っていたらしい。実際に転んでそれがかなり難しいことを学んだようだ。
週1度は私たち夫婦が義父の自宅に1泊2日で訪問している。それ以外は、彼一人で生活をしている。91歳の老人であるため自分で介護付き有料老人ホームを探せない。足が衰えているので外出も近所のコンビニまでだ。
週1度の訪問時に色々と義父に頼まれる。今回は、介護付き有料老人ホーム探しだ。
最初にベネッセが提供している介護付き有料老人ホームを調べて見た!
ベネッセの有料老人ホームは、高い!高い!とても普通の世帯の老人が入れる老人ホームではない。私の金銭感覚からそう思う。最初からベネッセは、富裕層をターゲットにして有料老人ホームを始めたのだろう。当然、市場規模は小さい。他の有料老人ホーム業者も富裕層相手にビジネスを展開している。競争は激しい。
最近のベネッセは、富裕層から一段下げた所得層にターゲットをシフトし始めた。それでも、一般世帯の老人には、高い、高い!
需要と供給の関係で需要が大きいため強気の経営だ。入居金が多額であると同時に月額費用も高い。入居金がゼロ円で月額費だけという選択も導入し始めたが、月100万円以上の月額費は下々の老人が入れる老人ホームではない。
私が住んでいる地域にもベネッセが経営する有料老人ホームがある。月額が最低でも26万円からだ。東京のベネッセ有料老人ホームは、月額最低でも36万円以上だ。10万円以上の開きがある。都会と地方では、もっと開きがあるだろう。お金がない老人は、地方でという事だ。
入居金型の有料老人ホームは、月額料金が多少低くなっている。場所によって入居金の額が一桁違う。これも需要と供給が原因か。
入居金型有料老人ホームは、長生きをする老人向けだ。私の義父のようにすでに90歳を越えている老人にとってはメリットがない。長生きをする可能性が低いからだ。月額支払い型の有料老人ホームは、高いが初期投資がないだけ負担が少ない。寿命が短いと思っている老人向けだ。
ベネッセには、7つのタイプの介護付き有料老人ホームがある。老人ホームを選ぶとき職員体制が充実しているかどうかだ。ベネッセの職員体制はこんな感じだ。詳細な情報は、こちらのページを参照してください。
ベネッセの介護付き有料老人ホームは高いが料金にあった品質とサービスが提供されているならば問題ない。
一方で料金が安い介護付き有料老人ホームもあるが、介護体制が不十分で人員不足ならば問題だ。安かろう悪かろうの介護付き有料老人ホームを選択しない事が一番重要だ。
ベネッセスタイルの介護付き有料老人ホームのサービスと料金をベンチマーク(基準)として他社が提供している介護付き有料老人ホームのサービスと料金を調べてみるのが良いだろう。後は、資料を取り寄せて実際に訪問し自分の目で確かめて体験ステイが出来ればなおさら良い。
時間的な余裕をもって介護付き有料老人ホームを探す。焦ると後々まで後悔することになる。既に介護付き有料老人ホームに入っている知人や友人からの口コミ情報も参考にする。
私は、ベネッセスタイルの介護付き有料老人ホームをベンチマークとしてこれから他社の介護付き有料老人ホームと比較検討して行く。いくつかの候補をリストして資料を取り寄せて義父に集めた情報を説明して、視察ドライブに連れて行こうと思う。