スターバックスのカフェでブログを書いていた。夢中になってキーボードを叩いていた。突然、左の方向から、「やかましい!」という一声が聞こえて来た。横を見ると40歳代後半の女性が本を読んでいた。その人を見てもその女性は、こちらを見ないで本を読んでいる。一体、誰が声を出したのだろうか?と思いながら引き続きブログを書いていた。
15分後に二つ席横にいたその女性が、突然、立ち上がってコーヒーカップが乗っているトレーを持って素早く店の奥に小走りに消えて行った。この時点で、「ああ、私のキーボードが出す音がやかましかったのだ!」と分かった。
周りでは、色々な雑音がしていたのだが・・・
Thinkpad X201の欠点に気付き始めた!
Thinkpad X201は、7年前に購入したノートパソコンだ。その当時使っていたノートパソコンとしては申し分ないマシンであったが、今回の出来事でThinkpad X201のキーボードは時代のニーズに合わなくなったことに気が付いた。現在使っているThinkpad X260のノートパソコンは、キーボードを叩いても嫌なカチカチという音がしない。
最近のノートパソコンは、キーボードを叩いて聞こえる音が以前よりも静かだ。7年前のノートパソコンは、キーボードを叩いてカチカチする音が聞こえるのが当たり前であった。
Thinkpad X201のハードウエアは、キーボードだけでなくLEDディスプレーの機能でも問題がある事に気付いた。Windows 10 OSには、ナイトモードという機能がある。LEDデイズプレーが出すブルーLEDの発光を抑える仕組みだ。ThinkPad X201にWindows 10をインストールして使っているのだが、ナイトモードが正常に機能していない。
つまり、
Thinkpad X201のハードウエアがWindows 10 OSの機能について行っていないのだ。
Lenovoでは、ThinkPad X201がWindows 10 OSにアップデートする対象端末に指定されていなかった。Windows 7からWindows 10にアップデートできたのでそのまま使っていた。7年後に生まれたWindows 10 OSの機能は、古いハードウエアを考慮していなかったのだ。
もう一つ気が付いたことは、ThinkPad X201で手のひらを置く部分が滑らかでないため赤く擦れてくることだ。長時間キーボードを叩いているとどうしても手のひらを動かす回数が多い。動かすたびに手のひらを擦るのだ。ThinkPad X260では、X201ほど手のひらを置く部分が荒くない。
ThinkPad X200シリーズのノートブックは、構造的に熱処理が上手く出来ていない。CPUが発する熱を上手く排出する機構が出来ていないため、高処理の作業が動き出すと熱が80度近くまで上がる。7年前のノートパソコンであるためX260のようにCPUの熱を上手く排出できない。
最近、ThinkPad X201を機能強化するため256GBのSSDを購入して取り換えたのだが、このちょっとした投資が古いハードウエアのために十分効果を出していない。本来のSSDの効果を50%しか発揮していないのだ。SATA2.0のインターフェイスのためSATA3.0仕様に対応できていない。サムソン製SSDは、SATA3.0仕様で高機能を発揮するように作られている。それが享受できていないのだ。
ThinkPad X201は、非常事態の時だけに使うマシンとしてお蔵行きかもしれない。X201を使わなければならない必然性が既に無くなっているからだ。
結論として、時代に合ったノートパソコンを使う事が快適な仕事環境を作り出す。
シニアは、古いパソコンを長く使う傾向が強い。パソコンは、腐る。3年過ぎたら新しいパソコンに乗り換えたほうが良い。3年過ぎると体感できる機能の違いに気付く。
古いノートパソコン(Windows XP、7、8など)を使っているシニアならば、もうそのパソコンは腐っているので最新のパソコンを今すぐ購入したほうが良いだろう。