年金繰り下げ(年金受給を65歳から70歳に延期する)で損をするシニア

私は63歳。あと2年過ぎれば、65歳になり年金を受給できる。以前から政府は、年金財源を危うんで年金支出を抑えようとしている。最近の政府広報で分かるように年金受給を通常の65歳から70歳に延ばせば月額受給額が40%ぐらい増加するという数字を餌にして年金繰り下げを奨励している。

私は、絶対に65歳で年金を受給する!政府のだましに乗らない!

政府は年金の受給開始を遅らせる「繰り下げ受給」を奨励している。65歳からの年金受給を70歳からにすれば42%の割り増し年金をもらえるが、その一方で税金負担は年33万円も増え、実際の手取りは26%(年間約50万円)しか増えないという試算もある。(引用先:「税金納めるために年金受給」) 

年金は必ず65歳から受給したほうが自分のためだ!政府に騙されるな!

年金の特質は、他界したら年金支給が止まる。その分だけ政府は自分がためた年金を政府の物に出来る。年金のお金は、私たちが年金として積み立てたお金である。原資は私たちのお金だ!それを忘れてはいけない。所有権としての権利は生きている事で成り立つ日本の法律。死んでしまったら自分の年金を受け取る権利が消えてしまう。

65歳から受け取れる年金を70歳に延期するシニアは、2つのリスクに直面する!

  1. 70歳になる前に死んでしまうと年金受給の権利を失う。
  2. 月額40%割り増しの年金だが、実質は税金の負担が年間33万円増加する。

70歳から年金受給を受け取るシニアは、月額40%増しの餌に騙される。政府は、上記の2つのメリットを享受する事になる。国民を餌にしているのだ。政府の年金や税金プロモーションは最初から疑う事だ。国民のためになると見えても実質は政府が儲かるように仕組んでいる。

そもそも、自分たちが年金として貯めたお金に税金がかかること事態不条理な事だ。それであるならば、自分で個人年金として毎月貯めて行けば良い。貯めたお金は100%税金が発生しない。全て自分のものだ。

私は、今の若い者たちに助言したい。

  • 国民年金は国民の義務として国に納めなければならないが年金繰り下げは決して行わない事
  • 自分で銀行口座を作り、プライベート年金積み立てをする事(普通貯蓄だが、65歳まで引き出さない)

63歳での私の生活は、年金に依存するような生活ではない。生涯現役でお金を稼ぎ続ける生活だ。年金は、非常事態の時に頼るお金という位置づけで考えている。

老いて来るといつも先に出る物がお金だ。お金が無いと身動きが出来なくなる。お金に頼らない老後を暮らすには、健康寿命を延ばす定期的な運動を続けるしかない。普通の生活を送りながら、ぽっくりと死ぬ。それが一番理想だ。年金は生きている限り受け取れる。シニアは、このメリットを上手く利用する事だ。

長生きしながら年金を活用する。受け取る年金を「自分の健康寿命を伸ばす体力づくり」に使う事だ。老いて来るとお金を使う用途が限定されてくる。一番投資対効果が高いのが、「自分の健康寿命を伸ばす体力づくり」に使う事である。

この記事「年金繰り下げ(年金受給を65歳から70歳に延期する)で損をするシニア」のポイントは、

  •  私は、絶対に65歳で年金を受給する!政府のだましに乗らない!
  • 65歳からの年金受給を70歳からにすれば42%の割り増し年金をもらえるが、その一方で税金負担は年33万円も増え、実際の手取りは26%(年間約50万円)しか増えないという試算