自分で自分の世話が出来なくなったらどうするのか?

後、半年で65歳になる。これが10年後には75歳。20年後には85歳。30年後には95歳になる。果たして、後30年生きられるかどうか、分からない。20年先までは、今まで続けてきた筋力トレーニングで筋肉の衰えを予防できると思っている。85歳以降は、継続的に筋力トレーニングが出来るかどうかやってみないと分からない。

だが、年を追うに従って確実に体力は落ちていく。いつかは、自分で自分の世話が出来なくなる。これは確かだ。95歳になる30年後はどんな生活になるのだろうか。家庭内に介護支援ロボットが居て高齢者の健康管理と生活支援をしてくれる可能性がある。

見えていない未来に期待してもどうしようもないので見えている社会で自分の世話をすることに目を向けるしかない。

介護サービスを利用するタイミングはどんな時だろうか?

介護サービスは、65歳以上の方が対象。要介護認定で要支援、要介護の状態になっていないと使えない。64歳以下のシニアは対象外であるので別の方法を考えるしかない。

介護サービスは、介護保険で自己負担が1割になる。要介護認定のレベルによって介護保険の金額範囲が決まる。介護保険の枠を超える介護サービスになると越えた部分の費用はすべて自己負担になる。この金額が大きいので要注意だ。

介護サービスを私が使うならば、自分が苦手なことをやってもらう。例えば、料理だ。歩く上で障害があると料理のための買い出しが出来ない。体力を要する掃除もできない。色々と出来なくなることが増える。特別な病気(痴呆症など)でなければ、生活支援サービスを活用することで不自由になった生活を改善できる。

足のリハビリをしたいならば、リハビリ重視型デイサービスを利用すると良い。自分の足で動くことが難しいと感じ始めたら、直ぐに介護認定を受けてリハビリ重視型デイサービスを活用すべきだろう。自分の意志で継続的にリハビリが出来ない人が多いので半強制的に自分の足を鍛えられるリハビリ重視型デイサービスが良い。

自由に動ける足があれば、また、普通の生活ができるようになる。足の衰えは、知らないうちに急激に訪れる。楽な生活を送り続けると足はその生活が当たり前と思い始めて筋力を落とす。意識的に足を鍛える生活をしないといけない。リハビリ重視型デイサービスは、足を鍛える習慣を身につけるきっかけを与えてくれる。

介護サービスを使うタイミングは、足の筋力が衰えて生活するのが不自由に感じたときだと思う。その時は、リハビリ重視型デイサービスを真っ先に利用する。老人にとって足を思うように使えなくなる事が命取りになるからだ。