幸せは人を思いやる力に宿っているのでは

幸せを感じることが日常生活の中でどれくらいあるのだろうか。私を含めて多くの人は、いつも、自分のことで頭がいっぱいになる。これが自然なのだろうが、世の中は自分の思うように動かない。

それゆえに幸せを感じることが少ないのではないだろうか。

ちょっとしたことで人助けが出来る!

62歳になって義母の介護支援を初めて経験し、ちょっとしたことでも感謝して戴ける体験をしている。普通の人が出来る事を代わりにやってあげているだけであるのだが、それでも感謝される。91歳の義父は、自宅の庭を占領している雑草を刈ることが出来ない。それをやってあげるととても喜んでくれる。

自分は、たいしたことをやっていないのだが。

ちょっとした他人への思いを行動にしてあげることで、大したことでなくても喜んでくれることが多い。特に体が不自由になり始めている高齢者に対しては、その思いが伝わりやすい。鉄道の踏切を渡ろうとしている老人に声をかけて付き添って渡ってあげるだけでその老人は安全と安心を感じる

足が弱くなった老人にとって鉄道の踏切は怖い。時間内に渡り切れなかったら、どうしたら良いか分からないでいる。91歳の義父は、一人で鉄道の踏切を渡ることをやめてしまった。万が一に時間内に渡り切れない時にどうしようもなくなるからだ。

私たち夫婦が義母の介護支援で自宅に滞在している時に私は義父と一緒に踏切を渡った先にある銀行に付き添うことにしている。老人は、自宅を離れて自分の足で行ける場所と行けない場所がある。鉄道の踏切は、老人の足を止めてしまう。踏切の先に行きたくてもいけなくなるのだ。

不自由な老人を助けるのは、普通の人ならば難しくない。ちょっとした「他人を思う心」を行動に表せばできる。私は、横断歩道を渡る時、老人が渡り切れるかどうかを注意深く見ている。渡り切れそうになければ、直ぐに寄り添って一緒に歩いてあげる事にしている。少なくともそんな姿勢でいる。

人を思いやる心は、なぜか、後で幸せ感を生み出してくれる。ちょっとした掛け声や手助けだけでも困っている人を喜ばせる。喜んだ顔を見るだけで幸せが自分の心に伝わってくる。そんな機会が増えれば増えるほど幸せが身近になる。

人を思う心を意識して困っていそうな人を探してみる。困っていそうに見えれば、一言話しかけてみる。小さな親切だけでも良い。その行動が自分の心に幸せ感を生ませる。

 

このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2018年12月現在で12年間、起業。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!ジャパンで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く予定。今の時代は、65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが。人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちだ。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。

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