私たち人間は、年齢によってストレス耐久力が変わるのではないかと思う時がある。カフェで仕事をしている時、赤ちゃんや幼児が大声で騒ぎだすと耐えられなくなる。若い頃は我慢する許容力がまだあった。今はイヤホンで耳を塞いで音楽を聴いている。
ストレスは必要不可欠な生活要素であるが、精神的に不安定になる領域がある。何かに集中したい時の邪魔されるような音や騒ぎは普通以上にストレスを生む。当然、個人差はある。
我慢できない音量、継続時間、繰り返しで冷静なマインドが狂いだす。シニアは年齢とともに環境への適応能力が衰えてくるのではないか。ストレス耐久力もそれに影響されていると私は思っている。電車の中でシニア同士が大声で怒鳴り合っている。原因は鼻を出してマスクをしているから鼻をマスクでかぶせろということだった。
私だったら、見て見ぬ振りをする。余計なお節介をしたくない。困るのは鼻を出している当事者だからだ。注意したシニアはコロナ感染に過敏になりすぎた方なのだろう。状況を深く考えないで余計なお節介をしてしまったと私は思っている。