老後の楽しみは夫婦で公園を歩きながらお喋りをすることではないか?

昨日は、風もなく快晴であった。それで夫婦で舞岡公園にドライブした。いつものように公園でランチと3時のおやつタイムを持った。お弁当は、近くのサミットストアでドリンクと一緒に買って持って行く。舞岡公園は、意外に広い公園であった。公園を歩きながら景色の良い場所を探し、近くのベンチに座って景色を眺める。自然とお喋りが始まる。

会話が途切れても周りの風景と青い空をを見ているだけで気持ちがすっきりする。聞こえる音は自然の音。小鳥の声が透き通るように響いている。私たち夫婦は、週末のいづれかの日に近くの公園にドライブする。ランチを公園で取る時か、おやつを食べる時かのどちらかのタイミングで公園に行く。妻は、専業主婦であるので自宅にいる場合が多い。どうしても運動不足がちになる。

公園は、楽しみながら歩く場所。ただ、歩くだけでは面白くないのでお弁当やおやつを持っていって自然の中で空いたお腹を満たす。私たち夫婦にとって週末の公園歩きは日常のコミュニケーションで伝わっていない「情報交換の場」でもある。

夫婦二人で公園を散策するのはお金がかからない。仕事に追われない老後の時間は好きなときに好きな場所でゆっくりとした時間の流れを楽しめる。それが一人ではなく、最愛の妻と一緒ならばなおさら良い。

老夫婦に必要なのは一緒にいられる時間とお喋り

60歳の還暦を過ぎたら、老後の生活が始まるという感覚がある。仕事をまだ続けていても老化現象が徐々に表面化してくるからだ。誰もが理由が分からない老化現象に悩み始める。その現象は、知らないうちに自然治癒してしまう。体が老化を調整し、適応してしまうからだ。

だが、確実に体は老化して行っている。還暦を境に自分の老後の生活を意識し始める。肉体も生活環境も今までとは違ってくる。その一つの節目が定年退職である。継続雇用で65歳まで働けても会社はあなたを以前と変わらない環境と待遇で雇用しない。変化は確実に起きる。夫婦の間でも会話も変わってくる。子供が大人になり家を出て行って生活をし始める。家には夫婦二人だけ。

今までは、夫は会社に毎日通勤する生活が当たり前であったが、これからは自宅で妻の生活を共有する時間が多くなる。妻はプライバシーの侵害を感じ始める。夫が昼間いない生活から夫がいつもいる生活に変わる。変化は、妻にとって大きな負担になる。

公園は老夫婦に自宅で生まれない会話を生ませる

二人で自宅にずっといる生活は、何事も窮屈になる。老後の生活は、自分たちで生活に変化を作る必要がある。外の空気を吸う。騒音や人ゴミ、汚れた空気を吸う街中に行くのは何か目的が無いと健康に悪い。老いて来ると静けさを生活に求めるようになる。それが何故なのか私は分からないが、心を落ち着かせるためにわざわざ静かな場所を探す事が有る。

私たち夫婦は、自然の成り行きで週末のどちらか都合の良い日に今まで訪問した事が無い公園を地図で探して公園歩きをしている。午前11時頃自宅を自動車で出発して12時頃に目的の公園に到着する。公園に駐車場が無い場合は、サミットストアを近くで探して無料駐車をさせて頂く。サミットでランチ弁当と3時のおやつを買って公園まで歩く。

ランチ弁当を夫婦で一緒に食べる場所をまず公園を歩きながら探す。景色が良く、日影があり、座るベンチがあればそこが私たち夫婦の食卓になる。ランチの場所を探しながら、周りの景色を楽しみながら口に出てくる話題で会話にして行く。今は、長男夫婦の赤ちゃんの成長ぶりがトピックになっている。

二人だけで歩くと色々な事が話題となって頭に浮かんでくる。自然の中の静けさが夫婦に「おしゃべりをしろ!」と言っているかのようだ。夫婦で公園に来ている老人が多い。春や秋は公園を歩くのに適している。お金もかからず、静かで心を和ませる事ができる。自然を楽しみながら足腰も鍛えられる場所が公園である。

自宅では話題にならないトピックが口から出て会話が展開して行く。老後の生活は夫婦間に楽しい会話が有るか無いかで相当変わる。会話は場所を変えることで代わっていく。訪問したことがない公園に行けば、それが話題として会話が色々な方面に展開して行く。自宅では新しい話題が生まれにくい。

夫婦間での会話が少ない老夫婦はぜひ公園に出かけてみることだ。黙って歩いていても途中から会話が始まる。会話を始める切っ掛けが歩きながら生まれてくるからだ。お喋りを夫婦間で増やしたければ、自宅を離れて一緒に歩き回ることである。

公園のベンチで一緒にランチ、3時のおやつ時間を取る

公園を一緒に歩くだけでも健康に良いのだが、老後の時間を有効に使い楽しむには自然の中でランチやおやつを食べることだ。歩けば当然疲れる。疲労回復にお腹が空けば食べなければならない。食が細くなっている老夫婦は、公園を歩いてお腹を空かせてランチを取るほうが食欲を増す。

奥さんにとって、夫のためにランチを自宅で作る必要がない。公園でのランチは奥さんの負担を減らせる。ランチ弁当を食べならが、日頃感じたことを話しにしていく。伝わっていないことを伝えることも出来る。ランチをしながらの雑談はお互いのコミュニケーションを密にする。もし、ランチでなければ午後におやつを持参し公園歩きをすれば良い。

自宅でランチを終えてからおやつを持って食後の公園歩きをする。3時間ぐらい公園を歩き回ると自然とお腹が空き始める。どちらかがお腹が空き始めたと言ったら、おやつタイムにする。景色の良い場所とベンチを探す。ベンチがなければ、持参したビニールシートを芝生の上に敷いてそこでおやつを一緒に食べる。

私達夫婦と同じようなおやつタイムをしている老夫婦を見かける。ただ、歩くだけでは片手落ちの時間の使い方だ。老後の生活は、夫婦のコミュニケーションを深める生活になる。会話のない夫婦生活はつまらない。子供の頃の遠足を思い出させる。

公園歩きで1日8キロから10キロ歩けば足腰を鍛えられる。疲れを癒やすために自然の中で食べる食事やおやつは気分的に良い。老夫婦で外出するならば、都会よりは郊外の公園が良いのではないか。人混みもなくゆっくりと自然の景色と空気を味わえる。

私たち夫婦の公園歩きがもたらす恩恵 

私達夫婦の公園歩きは、こんな効果をもたらしている。

  1. 公園歩きで足腰を鍛えられる
  2. 妻のランチ作り負担を軽減する
  3. 日頃の生活で伝わっていない情報を伝えやすい
  4. 静かな自然の中で心を和ませられる
  5. お金を使わずに二人だけの時間を共有できる

どこどこの公園を訪問し二人で歩くという目的があると日頃の生活に変化が生まれる。訪問する公園が毎回違えば、自然を味わい方も違う。まだ、夫婦で公園歩きをしていないならば、一度、試してみてほしい。ランチを公園でする。お弁当は公園に行く途中のスーパーでドリンクと一緒に買っていく。

結論

  • 私たち夫婦は、週末のいづれかの日に近くの公園にドライブしている。ランチを公園で取る時か、おやつを食べる時かのどちらか。妻は、専業主婦であるので自宅にいる場合が多い。どうしても運動不足がちになる。
  • 私たち夫婦にとって週末の公園歩きは日常のコミュニケーションで伝わっていない情報交換の場でもある。
  • 老後の生活は、夫婦のコミュニケーションを深める生活になる。会話のない夫婦生活はつまらない。

 

ふうふ

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

雇用される生活から自分を雇用する生活をしている。2023年現在で17年間、起業中。時間と場所に制約されないインターネットビジネスで生活費を稼いで自分独自のライフスタイルを作る。米国の州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA を卒業してソニー株式会社、Yahoo!Japanで自分がやりたい事をやってきた。

最終的には、私が望んでいた起業(自分の手で稼ぐ生活)が実現。51歳の時に起業してこれからも生涯現役でインターネットビジネスの世界で生きて行く。今の時代は65歳を過ぎると自分を雇用して生きて行く道しか残されていない。本来、その道が当たり前なのだが、人間は弱いので他人に頼る生活を求めがちになる。

シニアの生活実態は人様々。私が発信するシニアの生活体験記が参考になれば幸い。シニアは老後の生活を情報として発信する人が少ない。役に立つ情報は共有すべきであると思う。経験から得た情報は本よりも実用的である。

 

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