テレビのニュースを見ていると儲かる投資話で騙されている老人が多い。老後の資金を増やしたいという欲求がそうさせるのか、単純にお金という魔力にやられたのか、分からないが老後の投資は程々にしたほうが良いだろう。
老後は、堅実なお金の貯め方と使い方で石橋を叩いて渡る生活が一番安全であり、安心する。騙されて多額の老後資金を奪われたら、待ち受けているのはひどい老後生活である。若ければやり直せるが、老人にはやり直す時間がもうない。
生活する上で不自由がないシニア女性が欲を出して高い利率の投資話に引っかかる。現実の利率を知りながらそんなリターンがあるはずがないと思っても欲で釣られてしまう。欲の強い高齢者は男女の区別なく騙されるリスクが高い。
続きを読む...
69歳の知人がいる。彼は、NPO団体で社会貢献ビジネスを仲間と一緒にやっている。毎日やる仕事ではないので暇な時間は、山登りやサイクリングをしながら自由気ままな生活をしている。月に1回私も参加する経営サロンという勉強会に参加している。
経営サロンという勉強会では、中小企業の起業家に自分のビジネスプレゼンをやっていただき企業OBのメンバーが助言する会である。勉強会が終わると全員で最寄りの居酒屋で懇親会が始まる。参加メンバーは懇親会に心の憩いを求めてやってくる場合が多い。
彼の老後生活で今求めていることは、理想的なシニア老後を送っている人を見つけることだそうだ。そんな人が見つかったら、その人の老後生活を徹底的に真似したいと言い出している。
理想のシニアライフを探す前に気が付かないうちに自分でそれを作っている!
続きを読む...
こんな張り紙が店内の至る所に貼られていたサンマルクカフェみなとみらいグランドセントラルテラス店。学生が長時間席を独占したためにお店側がやむなく学生に向けてメッセージを出したのだろう。

この張り紙お知らせの効果が今日のサンマルクカフェみなとみらいグランドセントラルテラス店に出てきている。学生がいない。お客の大部分は、中高年の女性たちだ。
だが、
問題は、学生だけではない。
席を長時間独占するのは学生だけではない!
続きを読む...
この世の中で確かなことは、生まれてきた事と他界する事だ。この2つの事実は、誰もが好き嫌いなく認めざるをえない。どんな人生を送っていても最後は皆同じ運命が待っている。旅の終わりだ。生まれてから旅が始まるが、どんな人生の旅であっても皆同じ終着駅に着く。
皆が同じ終着駅に着く前に途中下車して今まで出来なかったこと、やりたかったことをやる機会がある。健康で元気なうちに出来なかったこと、やりたかったことを思いっ切りやってみるチャンスが有る。定年退職は、そんな時だ。一番決断がしやすい。
自分の欲望を抑えて世間の常識の範囲で生きてきたシニアならば、定年退職後に自分の欲望を開放してみてはどうか。
続きを読む...
昨日、体の調子が良くなかった。感覚的に体のどこかに違和感を感じていた。特に、肩から肩甲骨、腰のあたりがすっきりしない。夜熟睡ができなかった。何処かに疲れが溜まっているような感じだった。こんな体調不調が出てくるといつも指圧マッサージ屋さんに行くことになる。
今回は、指圧マッサージ屋に行かないでスポーツセンターに行って筋トレを3時間ほどやった。体の違和感はすっ飛んだ。肩から肩甲骨までのコリも無くなった。
結局、私の体調不調の原因は何だったのだろうか。
体が詰まっている感じがして体調がおかしいと思ったら・・・
続きを読む...
家内の父親から介護付き有料老人ホームを探してほしいと依頼された。義父は義母が老健でリハビリ中であるため一人で生活をしている。91歳の老人がなんとか一人で生活ができているが、先日、部屋で転んでしまい自分で起き上がるのに苦労したという出来事があった。
以前の義父は自分の体に自信があった。転んでも起きれると思っていたらしい。実際に転んでそれがかなり難しいことを学んだようだ。
週1度は私たち夫婦が義父の自宅に1泊2日で訪問している。それ以外は、彼一人で生活をしている。91歳の老人であるため自分で介護付き有料老人ホームを探せない。足が衰えているので外出も近所のコンビニまでだ。
週1度の訪問時に色々と義父に頼まれる。今回は、介護付き有料老人ホーム探しだ。<=(3年前の状態)
今は私たちが住む場所から自動車で20分以内の場所にある介護付き老人ホームで入居生活を夫婦でしている。義父96歳、義母93歳である。私の親族で90歳以上生きた人はいない。実際にそのような老人に会って話を聞いたり、様子を見たりするのは学びが多い。
続きを読む...
体重が何もしないでも減る時は、病気で2,3日寝ているときだ。食べる量も減少する上に基礎代謝量はあまり変わらない。そのため、体に貯めてある筋肉と脂肪を燃やしてエネルギーにする。当然、病気が治った時は体力がないので疲れやすい。
1週間ぐらい普通の生活をしていると直ぐに体力も食欲も戻る。
ここで注目すべきことは、食べる量と基礎代謝量である。食べる量を減らすことで体重が減るという事実と基礎代謝量を増やすことで体重を減らせるという事実だ。ダイエットは、食べる量をコントロールすることで体重を減らそうとするが、基礎代謝量は変わっていないので食べる量が増えてくる食生活をすれば元に戻ってしまう。
体重を減らすには基礎代謝量を増やすことである。
続きを読む...
65歳を過ぎる頃、後の10年をどの様に過ごせば良いかを考える。年金を受給すると必死になって働く必要が無くなる。フルタイムの仕事からパートタイム、アルバイトの仕事に変えるシニアからNPO団体で仕事をするシニアまで色々。
人生の目標や生き甲斐がないシニアならば、老後の生活を充実させる過ごし方を見つける必要がある。私たち人間は、尻を叩かれないと腰を上げて歩きださない。誰もが生きている時間を失っている。後、どれだけ生きられるか誰も分からない。分からないから死ぬのを待っている。
残りの人生を受け身で待つのか、積極的に開拓して時間を有効に使うのかで自分の人生の見方が変わる。私は責の人生を歩みたい。他界するまで目標を決めてそれに向かって行く。目標があると精神的に安定する。生活も生き生きしてくる。
目的のない生き方はつまらない。動けるまで動いて自分の生命を全うしたい。それが生きている人間に与えられた神からのギフトではないかと思っている。
続きを読む...
60歳を過ぎるとモノの価値観が変わる。人生100年と言われる時代だが、健康で普通の生活が維持できるのは70歳代まで。健康を害したら、どんなにビジネスで資産を作っても幸せはやってこない。お金が役に立つのは、普通の生活が出来ている体がある時だけである。
健康寿命は、お金で買える商品ではない。自分の健康は自分で作るからである。生活習慣が悪ければ、人間ドックで精密検査となる。健康に良い食べ物を大金を支払って食べ続けても健康に悪いライフスタイルを続けていればその効果は出てこない。
一生懸命無理をしてお金を稼いでも健康でなければ余生を楽しめない。自分の寿命が100歳まであると言われても実際はあと10年か、20年ぐらいだろう。普通の生活が出来る体を何歳まで維持できるかがシニアの課題になる。
続きを読む...
電車の中に子供たちが乗っている。昼間の電車の中は、引退したシニアらしき老人夫婦たちも多く見かける。朝は、通勤で会社員だらけだが昼間は老人たちと子供たち、そして、若い母親と赤ちゃんの天国になる。
引退したシニアのファッションは、会社勤めをしていたような服装ではない。今は夏なのでラフな格好だ。ラフな格好なのだが、どうも着ている服にこだわりがあるような感じがしない。まるで隣りに座っている子供のような感じのファッションに思える。
老いてくると高齢者は世間を気にしたファッションをしなくなる。社会とのつながりが薄くなり、自分を気にする人たちがいなく成ったからだ。引退後の服装はどうあるべきかも考えることもない。自宅出来る衣服と外出時に着る服装に注意を払うのが面倒になるようだ。
続きを読む...