私は、友と言える友がいない。幼友達がいれば良いのだが、不幸にもいないのだ。務めている時は、同僚がいるから友だちがいなくても寂しくはなかった。会社組織を離れている今、自分一人でビジネスをしていると同僚もいない。経営者は孤独であるのと同じだ。友だちがいれば、週末に一緒に遊びにいける。そんな気心がしれた友がいると人生に味わいが出てくる。
定年退職したシニア男性は、一人になる。
私は、友と言える友がいない。幼友達がいれば良いのだが、不幸にもいないのだ。務めている時は、同僚がいるから友だちがいなくても寂しくはなかった。会社組織を離れている今、自分一人でビジネスをしていると同僚もいない。経営者は孤独であるのと同じだ。友だちがいれば、週末に一緒に遊びにいける。そんな気心がしれた友がいると人生に味わいが出てくる。
定年退職したシニア男性は、一人になる。
60歳代、65歳代、70歳代以上での起業はそれぞれ違った意味を持つかもしれない。年金受給前のシニア起業と受給後のシニア起業では、経済的な安定の面で余裕がある、ないが出てくる。70歳代以降になると自分の健康との相談になる。
「シニア起業で年金支給70歳時代を生き抜く」という東洋経済オンラインサイトにある記事だ。起業の動機は様々だ。
ソーシャルメディアのFacebookを使っている。シニアでFacebookを使っている人は少ないかもしれない。Facebookでは、時々、投稿された記事の拡散を依頼するようなメッセージを見る。内容を読んでも本当かどうかが確認できない極端な内容が多い。インターネットで流れている情報を信じる、信じないは本人次第だが、故意にその情報を他へ拡散するのは問題がある。
新聞広告で販売されている製品が多い。価格の安さで消費者を騙す。なぜか、通常製品と比べて安いのかを大きく説明していない製品広告が多い。シニアは小さい説明文を良く読まないで安い価格表示で騙されやすい。
下記が代表的な事例である。
古い事例だが、平成28年5月7日の朝日新聞朝刊にページ全体に広告が掲載されていた。この広告は、今まで何度も見ている広告だが、いつも思うことがある。本来知らせるべき情報を目に見える形で消費者に知らせていない。そのため、購入した人は後で騙されたと勘違いする。
その製品とは、自動車のナビ製品だ!
連休最初の日に学芸大学駅周辺を散策した。横浜から東急東横線で15分ぐらいで行ける。駅から15分ぐらい歩くと駒沢公園通りに面しているQuatreケトル柿の木坂本店が見えてくる。いつも、自動車でケトルを横切るだけでお店に入る機会がなかった。駐車場がないために自動車では行けないからだ。
今回は、Quatreケトル柿の木坂本店で美味しいケーキとコーヒーを飲みに夫婦でやってきた。Quatreケトル柿の木坂本店は贅沢な空間で美味しいケーキとコーヒーを頂けると聞いていたからだ。
女性に笑顔があると美人になる。
いつも横浜のスターバックスで仕事をしているとスターバックスの固定客の顔を覚える。もう、6年以上このスターバックス店に通っている。お客さんの中にハーフのような顔立ちの日本女性がいる。近くの会社に務めている20代後半の独身女性だ。いつも、同年代らしき女性とやって来る。私はコーヒーを片手に彼女の顔をちら、ちらと眺めている。まだ、会話をした事はない。気になる女性だ。
シニアが起業を考えるとき、出たこと勝負でビジネスプランを考える傾向が強い。その結末は、失敗する。ビジネスの種は複数あると失敗しても再挑戦が出来る。多くのシニア起業家は、一つのビジネスだけで考える。それが成功するチャンスを下げる。
シニアが起業する時は、必ず、複数のビジネス・アイデアを用意する事である。用意した複数のビジネスの種のうち一つがヒットすればそれでやっていける。シニアには若者と違ってやり直す時間が少ない。
51歳で起業をした時、兄から「起業するには遅い!」と言われた。ベンチャー企業同士の交流会で自己紹介をした時、私の年齢が51歳である事を聞いて驚いていた若者が多かった。13年前の事である。今は、60歳代以降にシニア起業する人が多い。50歳代よりも60歳代の起業家が多い。背に腹はかえられない事情があるシニアが多いからだ。
64歳の今、70歳になるまでにやりたい事がある。体力があり、お金を稼いでいるうちに長男夫婦、次男夫婦と一緒に海外旅行に行くことだ。行き先は、ハワイが良いと思っている。
子どもたち夫婦がまだ若いうちに家族で一緒に活動できる機会がほしい。旅行はそんな機会になる。国内旅行でもよいが、どうせならば手軽に行ける海外旅行のほうが良い思い出になるのではと思っている。
64歳になって子どもたちが大人になり、独立した生活を送っている。時々、海外に家族旅行にでかけた思い出を思い出す。家族全員で出かけた海外旅行は2度ある。最初の海外旅行先は、フロリダにあるディズニーワールド。2度目は、カナダのバンクーバーと米国のシアトルである。
家族全員で旅行は、なぜか、良い思い出となっている。
長男が結婚して来月披露宴が開催される。長男との思い出は何であったのだろうか。記憶を辿っていかないとイメージが出てこない。披露宴の締めで父親の挨拶がある。儀礼めいた話し方は出来ないので普通の話し方でやろうと思っている。話す内容をどうするか。長男との思い出が沢山出てくれば話しようがあるのだが、幼い頃の思い出が出てこない。
高齢者も70歳代になると伴侶が他界し始める。夫婦共に80歳以上一緒に生活が出来ればそれほど幸せなことはない。命の時間は個人差がある。誰も分からない。伴侶を失った人は、損失感を抱きながら寂しい生活を強いられる。生きがいも失う。伴侶が生きていれば生きがいも生きてくるからだ。
高齢化時代では、一人で寂しい生活をしている老人が急増している。一緒に生活し助け合える相手を心の奥底で求めている。
地元(ローカル)のカフェ&バーでランチをした。Yiuzurihaという名前のお店だ。横浜国立大学の学生が運営している。ここのランチ(パスタがメイン)が凄く美味しい。コーヒー付きで650円と安い。店員が現役大学生の女性だ。可愛い!
営業時間帯が学生の都合でこんな感じだ。
月-水、金、土: 12:00-22:30
木、祝前日: 17:00-22:30
日: 12:00-17:00
定休日:祝日
ローカルのお店であるのでお客さんが地元の高齢者や中高年のおばさんが多い。それに、横浜国立大学の学生だ。
2020年の東京オリンピックに向けて日本社会が準備に追われ始めている。目に見える現象と見えない現象がある。今求められているのは、絶対的に不足する宿泊施設である。政府は、ホームスティ型民泊を申請登録するだけで出来るようにするそうだ。すでに、ホテルや旅館は稼働率が90%以上になっている。中国からの観光客数が増えている。
不足する宿泊施設に伴い海外からの観光客を助ける観光案内通訳の人材も不足する。宿泊施設も語学力がある人材を雇用しないと運営が難しくなる。語学力があるシニアは年齢に関係なく2020年のオリンピック前後で雇用にありつける可能性が高い。
横浜でも東京でも老人を見ると元気で動き回っている高齢者と杖をついてゆっくりとゆらゆらしながら歩いている老人を見かける。80歳代のシニアの歩く機能は個人差がありすぎる。なぜ、あの老人は足が自由に動かせないのか。なぜ、あのシニアはあんなに元気に走れるのか。
60歳代までは脚力が衰えたと感じることは少ない。70歳を過ぎる頃から年金生活になり日常生活習慣が変わる。体を活発に動かす生活から遠ざかる。自宅周辺が活動範囲になり、足を積極的に使うことが少なくなる。体を積極的に使わなくなると筋肉は自然とその環境に合わせ始める。その影響が足の筋力に現れる。
70歳を過ぎたシニアに10キロを歩けるかと尋ねたら、ちょっと休まないと難しいと言ってきた。毎日10キロぐらい営業職で働いていた人も年金生活で足を使う生活から離れると10キロを歩けなくなる。日頃から足を積極的に使う生活を意識しないと老いて来るに従って体力と足の筋力が想像以上に衰えていく。
足の衰えを感じる前に足を鍛える運動習慣を身につける必要がある。
私の子供が大学生の頃、こんな事を言い聞かせていた!
社会に出て働き始めたら、3つの収入源を得る方法を作りなさいと。出来れば、大学生の内に1つ収入が定期的に入る仕組みを作れば社会に出てから助かるからと。同じ事を高齢者で経済的に余裕を求める方に言いたい。
定年が60歳から65歳まで延長されている。今60歳のシニアは残りの5年間のうちに年金所得以外の収入を得る方法を考えて準備する必要がある。既に65歳で年金収入を得ているシニアもパートやアルバイト以外に収入が得られる方法を準備すべきである。
パートやアルバイトは時間の問題で年齢制限と自分の肉体的な限界がやってくる。老いてくるシニアは知的生産でお金を稼ぐ準備を今からすべきである。私は現在67歳で自営業者である。年金収入とビジネス所得があるがこの不況と老いで年金以外の収入を知的生産で増やすことに努めている。
法人相手のビジネスは2023年10月からインボイス制度が施行されて売上1000万円以下の零細企業の消費税免税が出来なくなる。ビジネスをする相手が法人でなければ請求書を発行する必要がないのでB-to-Cのビジネスに変えればインボイス制度の影響を受けない。
私の場合は法人相手のビジネスであるためインボイス制度の対象者となり、適格請求書発行事業者として登録番号を取得する必要がある。以前から法人相手ビジネスを一般消費者相手のビジネスに変える準備をしている。請求書を発行しないで収益を得るビジネスを目指している。
インターネットではそれが出来る。典型的な事例は情報を売るオンライショップである。知る人ぞ知る情報を持っていればその情報をPDFにしてダウンロード販売が出来る。簡単ではないがそれでビジネスをしている人たちが実在している。私にはそんな情報がないので出来ないが別な方法を考えている。
年金所得+2つの収入源を60歳、70歳代のうちに作り出す努力がこれからのシニアに求められる。
アラハンという言葉が流行っている。アランドハンドレッド(Around hundred)の略だ。100歳以上のシニアが6万人以上いるという。過去最高の人数だ。長生きしている老人がこれからもっともっと増えてくる。100歳以上のシニアの内90%が女性。男性はやはり女性ほど長生きできない。
70歳、80歳以上のシニアが何を考え何を人生に求めようとしているのか知られていない。インターネットで情報発信ができれば老人たちの心の中がわかるのだが、インターネットは使えない。老人には難しすぎる。65歳の私はインターネットビジネスをしているのでブログで老人になっていく自分の姿や経験を伝えられる。
65歳を過ぎると前期高齢者というレッテルが公式に貼られる。年金受給が始まる年齢である。もう働かないで年金生活を楽しんでねと政府から伝えられる年齢でもあるが、世の中はそう簡単ではない。年金収入だけでは生活が回らないシニアが多い。シニアはこれからも働き続けないと日本の経済は回らなくなる。
私はそう感じている。70歳代、80歳代の人生の先輩方はどう思っているかは分からない。老人になると、どんな生活になるのだろうかといつも疑問に思っている。65歳の人間は初老であり、体力も気力も若い。若い者たちは65歳の私の心境を理解できないでいる。60歳を過ぎると老いの程度で個人差がすごく出てくる。それに伴い心の中も生活も変わって行く。